ハネの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/02 06:43 UTC 版)
相手が自分の石にツケで接触した場合、黒△のようにハネて対応することが多い(格言「ツケにはハネよ」)。 死活の問題でもハネは重要になる。白1のようにハネで相手の面積を狭め、眼を作るスペースを奪うことが多くの場合有力な手となる(格言「死はハネにあり」)。ハネによって相手の石を殺すことを「ハネ殺し」と表現する。 自分の2子と相手の2子が対峙した状態では、黒1と相手の頭を叩くようにハネる手が好点となる(格言:「二目の頭は見ずにハネよ」)。これによって白は発展性を制限され、ダメの詰まった窮屈な形になる。黒は一挙に右辺方面に模様が見込め、上辺を攻める手を見て楽しみな形になる。白番であれば、同じ点にノビておく手がほぼ絶対となる。なおこのようなハネを「タタキ」「頭を叩く」と表現することがある。
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