ナツメモドキとは? わかりやすく解説

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ナツメモドキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/13 21:48 UTC 版)

ナツメモドキ(棗擬、Erronea errones)は、タカラガイ科 Cypraeidae巻貝の一種で、紀伊半島以南の暖海の潮間帯で見られる。他のタカラガイ同様に、生時は多数の樹状突起が突き出した外套膜におおわれて、前方に触手や水管を伸ばしながらはって、藻類などを食べる。蓋は無く、雌雄異体。形がナツメの実に似ていることから、ナツメモドキと呼ばれる。なお本種よりも殻が丸くてやや大型のタカラガイは、ナツメダカラ Erronea ovum (egg cowry)と呼ばれ、沖縄以南に分布する[3]


  1. ^ Erronea errones”. WoRMS. 2020年11月28日閲覧。
  2. ^ a b 王海艳,张涛,马培振,蔡蕾,张振 (2016). 中国北部湾潮間帯現生貝類図鑑. 科学出版社. ISBN 978-7-03-048557-1 
  3. ^ a b 荒川好満・奥谷喬司 『世界文化生物大図鑑『貝類』』世界文化社、2004年。ISBN 4-418-04904-5 
  4. ^ errones”. 宝貝コレクション. 2020年11月28日閲覧。
  5. ^ Erronea errones – Wandering Cowrie”. Wu Yuwei. 2020年11月28日閲覧。


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