ナッソー襲撃 (1703年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/10 06:09 UTC 版)
ナッソー襲撃(ナッソーしゅうげき、英語: Raid on Nassau)はスペイン継承戦争中の1703年10月に行われた、フランスとスペインの私人によるニュープロビデンス島への襲撃。襲撃はフランスとスペインの勝利に終わり、ナッソーが短期間占領された後に破壊された[1][2]。ブラス・モレノ・デ・モンドラゴンとクロード・ル・シェネー率いるこの襲撃は英領バハマの首都ナッソーへの攻撃に集中、その占領はすぐに成功した[3]。ナッソーは略奪された後、火が放たれた[2][3][4]。ナッソーの要塞は解体され、イングランドのナッソー総督とイングランド兵は全員捕虜になった[1]。翌年に就任した総督サー・エドワード・バーチ(Edward Birch)はほぼ廃墟と化したナッソーに取り乱し、数か月後に「委任状を開けることなく」帰国した[2][5]。
- 1 ナッソー襲撃 (1703年)とは
- 2 ナッソー襲撃 (1703年)の概要
- 3 参考文献
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