KBCホークスナイターとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > ラジオ番組 > 野球番組 (ラジオ) > KBCホークスナイターの意味・解説 

KBCホークスナイター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 22:24 UTC 版)

KBCホークスナイター』(ケイビーシーホークスナイター)は、九州朝日放送KBCラジオ)が放送しているプロ野球ナイトゲーム中継番組である。福岡PayPayドームに本拠をもつ福岡ソフトバンクホークス戦を中心に放送している。


  1. ^ 「日本ハム対ソフトバンク」が東京ドームで開催の時は、ニッポン放送や文化放送に、静岡県での開催時は静岡放送(SBS)に制作を委託する場合がある。2021年はSTVラジオがデーゲームと土・日・月ナイトゲーム中継を休止するため、日本ハム主催時はSTVラジオ(開催地によってはニッポン放送・文化放送・静岡放送)からの裏送り、ソフトバンク主催時は原則として自社ローカル放送となるが、週末ナイターのNRN本番カード時は土曜は山口放送(KRY)にネットされる他、カード編成によっては日曜も含めて朝日放送ラジオや東海ラジオが予備カードとすることがある。土・日曜デーゲームでは東海ラジオが予備カードとして編成することがあるだけでなく、巨人対中日戦の裏カードまたは中日戦非開催時は本番カードとしてネットする場合がある。
  2. ^ 火曜日の場合、TBCは自社放送分をJRNネットとするため、KBCへは裏送りとなる。土・日曜についても「楽天対ソフトバンク」についてはデーゲーム・ナイターともTBCがRKBとの局間ネット(ナイターはLF-MBSライン予備兼用)を優先するため、RKBが自社制作等を行いTBCからのネット受けにならない場合を除いて裏送りとなる。
  3. ^ 平日の「西武対ソフトバンク」については基本的に文化放送からのネット受けとなるが、NRN本番カード(予備からの昇格含む)になる場合はニッポン放送からのネット受けとなる。「ソフトバンク対西武」が東京ドームで行われる場合はニッポン放送が裏送りまたは技術協力を担当する。
  4. ^ 原則として文化放送が自社での野球中継を行わないため、NRN本番である場合も含めて一部のカードを除いてKBCへは裏送りとなる。土・日曜は裏送り・自社制作時の技術協力を要員の関係で文化放送に代わってニッポン放送が担当する場合がある(主にセ・パ交流戦期間中)。
  5. ^ a b LF・ABC・MBSともセ・リーグ球団の試合を優先するため、交流戦以外は裏送り供給(KBC解説者派遣あり)となる試合が多い。
  6. ^ 交流戦の対中日戦を局間ネットする他、SFが中継できない「巨人対中日」デーゲーム時に、裏カードのソフトバンク主催ゲームをSFがネット受けすることがあるが、ソフトバンク主催時にKBCが競馬中継を放送している時間帯はSF向けの裏送りとなる。
  7. ^ 土・日曜デーゲームの場合(2017年以前は月・火曜も。2014年以前は土・日曜ナイターも)、RCCは自社放送分をJRNネットとするため、KBCへは裏送りとなる。ただし、オフ編成以外はJRNに固定していた2017年以前の火曜を除き、RKBが乗り込み自社制作を行い、かつ他のJRN系列局が本番・予備ともにネット受けしない場合は、RCCの本番中継を受けることがある(月・火曜のデーゲーム時にRKB・KBCのどちらと組むかは未定。過去にソフトバンク戦以外も放送していた時代の土曜日に、ソフトバンクの関与しない広島主催試合がNRN全国中継となった場合は、KBCもRCCの本番中継をネットすることがあった。また、2007・2009年はRCCがRKBの編成の都合でソフトバンク主催の土曜デーゲームをKBCからネット受けした)。
  1. ^ KBCラジオでは、1990年4月10日 - 1993年3月の間、「KBC-INPAX」と称し、ニュース・情報を中心とした「ワンフォーマット編成」にほぼ準じた番組編成を行っており、この間、番組タイトルには一部の番組を除いて「スロープ」の文字列が付けられたことから、このようなタイトルとなった。
  2. ^ 「勝ち」とホークスを意味する「鷹」、さらに「勝ちたい」を意味する博多弁の掛け合わせ。また、同年スタートのテレビ番組『シリタカ!』にも掛けてある。
  3. ^ ライオンズ主催試合は原則中継されたが、ビジターの一部試合は中継されずに巨人戦が放送される場合もあった。
  4. ^ この当時、RKBは野球中継ではLF・MBSとの「FOLネット」を組んでいた。
  5. ^ RF・CRはカードによってRKBとも局間ネット関係があった。
  6. ^ KBCはMBSとはテレビでは元々系列関係だった他、ラジオでも野球中継以外の番組では若干関係があった。
  7. ^ 平日はLF、土曜・日曜はQR。
  8. ^ 西武戦のホーム・ビジターはや、LFやQRが関東ローカルで西武戦を編成したかは問わなかった。また、一部はRKBと並列放送だった。LF制作時は森中千香良が解説を担当した試合が多かった。在阪球団の主催時は曜日に応じてABCとMBSのいずれかの裏送りで対応した。ナゴヤ球場での近鉄主催時はSFの制作となることもあった。
  9. ^ 後楽園球場開催のデーゲームの一部(1980年~1981年)および福岡(平和台・小倉)開催試合(1981年~1988年)。
  10. ^ JRNの報復措置が緩和された1979年から数年は、RKBがRF向けの技術協力を行っていた。
  11. ^ 1989年〜1990年はホークス戦中継試合をRKBと調整していたが、1991年からホークス戦の大部分をRKBラジオと並列放送。
  12. ^ 第1試合は9回2アウト途中で競馬中継で飛び降り後16:00から18:00まで今秋改編からスタートした『沢田幸二と和田安生のラジオコング』を優先した関係上第2試合はラジオコング終了後18:00から2時間遅れて放送開始した。
  13. ^ 特定球団全試合の放送が可能なのは、ヤクルト主催試合の放送が可能なNRN加盟局のみ(HBCラジオは除外)であるが、そのうちニッポン放送ははじめから特定の球団に絞り込んだ中継体制を敷いておらず、平日は西武戦メインの文化放送もNRNへの全国配信を担当する週末はセ・リーグ優先となるほか、2019年以降の週末は自社での中継を行っていない。楽天戦専門のTBCラジオは、経費上の問題からビジターゲームの半数以上(主に裏送りを要するロッテ・オリックス・ヤクルト・DeNA主催、週末開催の西武・巨人主催)を放送していない。中日戦専門の東海ラジオは、対ヤクルトのビジター戦を放送できないCBCラジオへの配慮から、対巨人ビジター戦放送を全国ネットおよび局間ネットとならない場合は見合わせている。阪神戦専門のABCラジオ・MBSラジオも、前者は夏の高校野球中継、後者は日曜競馬中継との兼ね合いから、全試合放送の体制ではない。広島戦専門のRCCラジオは、一時期大勢が決した後の消化試合の放送を取りやめていたが、2012年から全試合放送を再開した(ただし、オールスターゲームの試合中継はネットしない年がある)。日本ハム戦専門のSTVラジオは、以前はビジター及び週末のデーゲームを放送していなかったが、2017年から全試合放送に着手したものの、デーゲーム中継と土日の試合中継は2020年限りで打ち切られた。
  14. ^ 「全試合中継」の看板崩壊…福岡KBCラジオが「ホークス戦から土日撤退」の厳しすぎる裏事情”. アサ芸プラス (2023年4月7日). 2023年4月7日閲覧。
  15. ^ 2023年シーズンの場合、セ・パ交流戦の土曜日の阪神戦デーゲーム(MBSラジオ制作)が、週末ビジターのデーゲームで唯一局間ネットが可能な試合であったが、この試合も例外にはならず未放送となった。
  16. ^ 当初中継予定がなかった5月7日(日曜デーゲーム)のロッテ対ソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム。RKB毎日放送はニッポン放送からの裏送りで放送予定だったが、予備カードの中日対巨人戦〈CBCラジオ制作〉を繰り上げて放送)が雨天中止となったことによる、代替開催分の7月24日(月曜ナイター)の同カードは、ニッポン放送からの裏送りで放送した(RKB毎日放送は文化放送からの裏送りで放送)。
  17. ^ 土曜は西日本主場メインレースの実況と東日本主場・第三場メインレースが重賞の場合ネット(東日本主場メインレースはラジオ日本制作)。日曜はGI当該日は15時から16時までフルネット、それ以外は基本的にメインレース発走時間に合わせて短縮放送。
  18. ^ 東海ラジオに原則として放送権がない巨人対中日のデーゲーム開催日に、代替として本番組のネット受けを行った場合も同様の措置。これは『GOGO競馬サンデー!』が東海ラジオのライバル局のCBCラジオで放送されているため。ただし、CBCも中日戦が行われる場合は同番組を休止し野球中継を優先する。(G1などの重賞レースのみ、野球中継を一時中断して放送)。
  19. ^ 日本ハムは2012年5月3日、楽天は2011年度、ロッテは2012年度から、但し2013年4月18日の対楽天戦は配信された。
  20. ^ 中継に出演しないだけでアナウンサーの派遣自体はしているケースもあり、その場合は該当アナウンサーが後座番組でリポートを入れる。
  21. ^ 参考までに、RCCでは野球中継においてはJRN・NRN全国ネット本番カードや雨傘番組の放送時にも、別回線でネット受けしてステレオ放送を行っていた一方、それ以外のラインネット番組(『生島ヒロシのおはよう一直線』『ニュース・パレード』など)はJRN・NRN回線からのモノラル配信で放送することが多かったが、JRN・NRN回線がステレオ化された2019年12月から全番組のステレオ放送化に踏み切った。
  22. ^ 日程の都合上、広島戦については2013年から、中日戦については2015年から発生したが、制作局が該当曜日に聴取率調査期間などの特別企画込みの自社向けに特化した中継とKBC向け(NRN予備扱い)を別制作した場合のネット可否は実績がないため不明。また、MBSラジオ制作中継については、オリックス戦はMBSが自社で放送した場合でも従来通りNBCとRKKへネットされるが、阪神戦の扱いについては2015年時点では不明。
  23. ^ 鷹の祭典では初めて月・火曜通しで2試合開催になった
  24. ^ 東京ドームでタカガールデー初開催
  25. ^ 鷹の祭典
  26. ^ 大前身の南海ホークス時代の本拠地である大阪府に所在。なお、南海時代は大阪スタヂアムが主会場だった。
  27. ^ 文化放送が中継管理権を持っていなかった1984年まではTBSラジオに一応の優先権があったが、ニッポン放送でも放送権を喪失していた巨人主催時の裏カード時を中心に関東ローカル・NRN本番のいずれかで放送する頻度が高かった。
  28. ^ 文化放送は2017年までは別途、公式サイトのWeb配信向けの中継を制作していたが、TBSラジオの野球中継完全撤退に伴うネットワーク再編から2018年以降RKBラジオが自社乗り込みせず文化放送からの裏送りを制作する場合、Web配信向けの制作は行わない(2018年4月4日が該当)。
  29. ^ 沖繁義 (2017年4月11日). “応援実況 行ってきました!”. 九州朝日放送アナウンサーブログ. 2017年5月19日閲覧。
  30. ^ 5月19日(金) 応援実況 第2ラウンド開催決定!(ライオンズナイターblog 2017年05月13日付)
  31. ^ 「複雑怪奇」ラジオのプロ野球中継に潜入 委託か局間かNRNか - 日刊スポーツ 2021年6月16日
  32. ^ 2011年6月3日・4日に開催された甲子園の阪神戦は、金曜ナイターと土曜デーゲームの組み合わせで土曜はMBSが制作。
  33. ^ 2007年度までは、月・金がABC、火 - 木がMBS、土・日はOBC。2008年度・2009年度は、月・金がABC、それ以外はMBSとなっていた。
  34. ^ 土・日の片方だけデーゲームの場合にナイターのネット関係に揃える措置は東海広域圏のCBCと東海ラジオでは実施していない(こちらは土・日の場合、デーゲームではABC-CBC・MBS-SF、ナイターはABC-SF・MBS-CBCで固定)。福岡地区だけこの措置が採られる事があるのは、両局の資本関係を考慮したものと思われる。
  35. ^ 2012年はABCが一部デーゲームで予備カードを編成したため、北海道・東海地区に合わせてJRN各局からの融通とするため、また高校野球期間中のABC側の要員不足のためと見られる。
  36. ^ 地方開催時はMBSが要員を配置しないことがあり、2018年は宮崎での対日本ハム戦では、ビジター側のSTVラジオ制作分がNRN予備扱いとなっていた。
  37. ^ 2011年の開幕シリーズ・オリックス3連戦(4月12-14日)は実況・リポーターはKBCからの派遣だが、解説はそれぞれMBSからの客演であった(12日 中村勝広田上和延、13日 太田幸司小林徹夫、14日 亀山つとむ・田上和延)。また、4月14日はMBS(『タイガースライブ』)・ニッポン放送の本番カードだった『阪神対広島』が早く終了したため、続けてこの試合が放送された(MBSは定刻の20:56で終了し、以降は裏送りでニッポン放送のローカル放送)が、KBCの中継音源は使われず、MBS自社による予備待機要員(一枝修平近藤亨)が中継にあたった。なおその他NRN系列各局ではニッポン放送からの裏送りによるプロ野球情報とレコード音楽のフィラーを行った。
  38. ^ 10月5日については、元々MBS=KBCネットの予定だった7月7日(土曜デーゲーム)の振替開催という事情もあった。
  39. ^ KBCラジオ番組表
  40. ^ ナイター「誰も聴いてない」中継のナゾ W杯の裏だから?その真相 - J-CASTニュース 2018年6月20日
  41. ^ 2022年度は、通信販売番組(17:45-18:00)、『黒伊佐錦presents fumikaのしょちゅ・girl』(18:00-18:30)、『前川清のBAR TAKE⑤』(19:00-19:30)、『せんねん灸プレゼンツ しあわせ演歌・石原詢子ですラジオ大阪発)』(20:30-21:00)。2023年のクライマックスシリーズ・パ1st「ロッテ対ソフトバンク」戦は通販番組が無くなった代わりに、『中村しぇんしぇ~の好いと~と糸島』も前倒し振替対象となった。
  42. ^ Paypayドームでの試合は日曜日の多くはデーゲームであるため
  43. ^ 2014年度まで予めナイターが行われる日については17:55から拡大放送だったが、2015年度からは15時からの「富田薫の洋楽天国」が従来の17:55までの短縮放送ではなく、通常と同じ19時までの放送となったため「VERO(2)VA」も19時からの定時番組と同等扱いとなった。
  44. ^ 日曜ナイターはQRが既に自社での放送を取りやめているため、2015年以降も屋内球場開催試合の有無に関係なく、QR制作分も含めたKBCの中継に出演可能。また、LF・QR(後者は一部の西武戦以外)とも自社での放送を行っていない月曜ナイターについてはLF・QR制作時のどちらも出演可能。
  45. ^ LF制作時、NRN予備順位によってはLF解説者とのダブル解説の場合があったが、ニッポン放送解説者を兼務するようになってからは単独解説のまま組み込まれるようになった。
  46. ^ 日曜デーゲーム時は競馬中継の関係上MBSからの裏送りによるKBC単独放送になるが、18:00を過ぎても試合が続いている場合にはMBS自社も飛び乗りで放送するため、MBSの解説者が担当することが多い。ただし2014年は藤原が担当した。
  47. ^ ただし、2011年の日本シリーズで中日と対戦した際には、前田が中日OBでもあることから、1試合のみSF解説者とのダブル解説として派遣されたことがある。
  48. ^ 2011年度から文化放送土曜ナイターのネット受けが廃枠となったため、放送枠確保の観点から水曜ナイターのKBCからのネット受けを廃止する代わり、ニッポン放送他によるNRNナイター全国中継カードの放送に転換。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「KBCホークスナイター」の関連用語

KBCホークスナイターのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



KBCホークスナイターのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのKBCホークスナイター (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS