ナイスパス
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 07:41 UTC 版)
ナイスパス(Nice Pass)は、遠州鉄道の電車・バス双方で共通に使える、非接触ICカード "FeliCa" を媒体とした乗車カードである。名称は、New Intelligence Card of Entetsu Personal And Smart Systemに由来する[1]。システム構築は遠鉄システムサービスが担当[2]。
注釈
- ^ 遠州鉄道では自動改札機は設置されていないが、タッチアンドゴーの動き自体は同じである。
- ^ ナイスパス導入当初は当時の初乗り運賃である100円(小人カードなどは50円)が鉄道駅入場下限残高であった。
- ^ この場合住所・氏名をもとに紛失券の特定を行うが、あらかじめ裏面にある「ET - 」から始まる券番を控えておくと、カードの特定が容易になる。
- ^ 再発行後(手続き完了後から未受取も含む)に前のカードが見つかった場合、前のカードのデポジットは返却される(「デポジット500円」表記のカードのみ)が、再発行手数料は返却されない。
- ^ 有る場合のみ「デポジット500円」(カタカナ・数字共に半角)、無い場合は空欄となる。
- ^ こちらは一般記名カードのみであるが、記名人氏名の「○○ △△様」が「○○ △△(エコ)様」となっている。詳細は 特設ページ を参照。
- ^ こちらは政府エコポイントのバージョンと違い、記名人氏名は通常と同一で、2007年1月までに発行されたナイスパスと券面が全く同じである。
- ^ ETカードの時代は5000円(5500円)・8000円(9000円)の一般カードも車内で販売していた。
- ^ 入金機などのごく一部では「ピ」と鳴るが発振音とは異なる。
- ^ 詳細は えんてつポイント / ナイスパス・定期券について や えんてつポイントのご案内(pdf) を参照。
- ^ 詳細は エコポイント / ナイスパス・定期券について を参照。
- ^ なお、エコポイントはえんてつポイント制度導入に伴い2008年12月31日をもって終了となり、それまでに貯まったポイントは、えんてつカードに移行しない場合消滅した。
- ^ 履歴は残る。ただし、10分単位のおよそ時刻が同じ間に2回以上連続で同じ駅で乗車駅降車をした場合はその分は履歴には1回しか表示されない。
- ^ ちなみに鉄道線では初乗りを150円から100円に下げた際(当該記事参照)に入場券の販売を取りやめている。
- ^ く・る・る代走用のエアロミディ2141号車[現在は廃車]以外。
- ^ 尚、2141号車やリエッセ等貸切車で定期路線[く・る・る含む]を運行している場合でナイスパスを使用したい場合、乗務員に申し出れば携帯型の精算機[履歴ではハンディと表示]で精算可能である為、事実上当初より全車両で使用可能。
- ^ ただし明らかに学生である場合は免除される場合もある。
- ^ 当初は主に入金・積増(積み増し)と呼んでおり、チャージはオートチャージサービスの開始前後に使われ始めた。
- ^ 詳細は、ETカードを参照。
- ^ 例えば、一般用記名式カードで10000円(11300円)→1000円(1100円)→8000円(9000円)→3000円(3300円)の順で入金し、3000円使用した場合、あと8300円以上使用しないと入金が出来ない。一方、3000円(3300円)→10000円(11300円)→8000円(9000円)→1000円(1100円)の順で入金し、3000円使用した場合、あと300円以上の使用で入金が可能となる。逆に、1000円(1100円)→10000円(11300円)→8000円(9000円)→3000円(3300円)の順で入金し、3000円使用した場合、(1100円使用した時点で既に最初の一回分が済んでいるため)即座に入金が可能である。
- ^ 詳細は遠鉄バス#運賃箱を参照。
- ^ 乗務員に申告して操作してもらう必要がある。
- ^ なお、障害者用ナイスパスは年齢・手帳の種類・等級に限らず保護者名義のえんてつカードでオートチャージ登録ができるようになっている。
- ^ 詳細は オートチャージサービス を参照。なお、2010年1月頃までは、オートチャージの案内ページなのになぜかページタイトルが「エコポイント / ナイスパス・定期券について」となっていた。
- ^ 各種係員が所持するハンディ機器での処理時やバス整理券発行器での乗車処理時など
- ^ 詳細は、オートチャージ登録キャンペーン | えんてつカード を参照。
- ^ 例:ナイスパス「オートチャージはじめよう」キャンペーン実施!
- ^ ETカードの記念カードでは台紙付もあった。
- ^ 乗車券としての効力は無し。
- ^ a b 2005年取得分は2008年末、2006年取得分は2009年末、2007年取得分は2010年末、2008年取得分は2011年末。
- ^ 詳細は エコポイント / ナイスパス・定期券について [ 遠鉄バス ] や NicePass(ナイスパス) ポイント照会ページ を参照。
- ^ サービス終了までに3年間の有効期限により消滅したエコポイントは、サービス自体が3年目に終了したため存在しない。
- ^ これらはナイスパスの場合は自動的に学生カードとなる。
- ^ 通常は通学定期は通学用途に限られ、区間も自宅⇔学校のみとなり、それ以外は通勤定期となる。
- ^ 平日定期かつ学期定期など。
- ^ 最低でも1ヶ月以上。
- ^ 例えば5月6日 - 10月10日など。
- ^ 詳細は、定期乗車券#高齢者向け定期券類を参照。
- ^ 例:貝まぐり⇔(浜松駅経由)⇔富塚じゅんかん(一周)
- ^ 上記例の場合、「貝まぐり⇔富塚・循」となる。
- ^ 但し、定期券として利用する区間より高い経路は乗降バス停が一致していても使用出来ない。
- ^ 但し、この様な場合でもSuicaの様に後に電子マネーに対応した例はある。
- ^ 浜松市ナイスパスでの一般カードは高齢者向けのみ発行されており、通称高齢者カードと呼ばれる。
- ^ ピンク色で、「浜松市」とカードに書いてある。
- ^ 但し浜松市ナイスパスであっても利用者が自分で入金したストアードフェアは有効期限が無い。
- ^ ナイスパスは一般的なICカードと同様に、左上12桁、右下17桁である。
- ^ システム構築もナイスパス同様、遠鉄システムサービスが担当。
出典
- ^ 国土交通省ホームページ より。
- ^ 同社のシステム構築例のページ より。
- ^ NicePass 遠州鉄道(ウェイバック)
- ^ 払戻し|ナイスパス・定期券・乗車券
- ^ a b “ナイスパスお得額(プレミア額)付与サービス終了について”. 遠州鉄道 (2021年1月19日). 2021年1月19日閲覧。
- ^ a b 詳細は ニュースリリース を参照。
- ^ a b [1] を参照。
- ^ 交通系ICカードの普及と設備投資の状況について - 国土交通省
- ^ a b 新カードシステム【ICカード】の試験導入について
- ^ 「モハユニ」『RAIL FAN』第51巻第10号、鉄道友の会、2004年10月号、24頁。
- ^ a b c 遠鉄のICカードナイスパス・ナイスパス定期券がデビュー!
- ^ 公式案内(タイトルなし・pdf) を参照。
- ^ 「合格祈願ナイスパス」限定発売 を参照。
- ^ ナイスパス(ジュビロバージョン)限定発売! を参照。
- ^ ジュビロ磐田優勝記念「ナイスパス」発売決定! を参照。
- ^ 「ご祈願ナイスパス」発売のお知らせ [ 遠鉄バス ] を参照。
- ^ a b 消費税増税前の定期券購入について
- ^ 平成28年7月9日(土)実施 仮面ライダー展開催記念 ナイスパス無料配布のお知らせ
- ^ a b c 広報はままつ2月号掲載記事
- ^ a b 定期券の発売日について
- ^ ナイスパスジュビロバージョン発売!
- ^ a b 遠州鉄道ICカード乗車券「ナイスパス(ジュビロバージョン)」限定販売のお知らせ
- ^ a b 定期券発売日の改定について
- ^ a b ナイスパス車内販売終了のお知らせ
- ^ a b 「ETカード」取扱い終了のお知らせとナイスパスへの積換え及び払戻しのご案内
- ^ 定期券のご購入 / ナイスパス・定期券について [ 遠鉄バス ] または 定期券について / 遠鉄電車 を参照。
- ^ 凸版印刷、非接触ICカードの表面を削って再利用を可能にする
環境配慮型サービス「リユースカード」の提供を開始
〜 使用済みの非接触ICカードに研磨・再印刷・データ書き込みをして再利用を可能に 〜
第一弾として、遠州鉄道の社員食堂・ラウンジ用プリペイドカードに採用
- ナイスパスのページへのリンク