ドリル・シップとは? わかりやすく解説

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ドリル・シップ

読み方どりる しっぷ
【英】: drill ship
同義語: 掘削バージ  

浮遊海洋掘削装置一種であり、通常の船体上に掘削装置搭載していることから船型ともいわれる。セミサブマーシブルと同様にアンカー係留自動船位保持により大水深での作業が可能であり、自動船位保持方式掘削装置大部分はドリル・シップで占められている。ドリル・シップはセミサブマーシブルに比べ建造コスト小さい、曳航えいこう抵抗少なく移動性優れているバリアブル・ロード大きいなどの特徴を持つが、半面波浪中の動揺特性悪く厳し気象海象条件下では稼働率悪化する。そのため北海アラスカなどではセミサブマーシブルが使用される例が多く近年ドリル・シップの建造数は減少傾向にある。1984 年 11 月現在のドリル・シップの総数56 基であり、移動式海洋掘削装置全体の 7 %を占める。

掘削バージ

読み方くっさくばーじ
【英】: drilling barge, drilling ship
同義語: ドリル・シップ  

»ドリル・シップ

掘削船

(ドリル・シップ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 06:22 UTC 版)

掘削船(くっさくせん)は、掘削設備を備えたである。主に深海において新しい油井の探査掘削を行ったり、科学探査を行ったりするために用いられる。また油井に管を通したりバルブを取り付けたりといった補修・仕上げ作業の石油プラットフォームとして用いられることもある。海上油田の業者や出資者の設計と仕様に基づいて建造されるが、タンカーの船体を改造して油井上に位置を保つための自動船位保持装置を搭載して造られることもある。




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