トマス・グローヴナー (第5代準男爵)

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トマス・グローヴナー (第5代準男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/14 04:04 UTC 版)

ラルフ・ホランド（Ralph Holland）による肖像画

第5代準男爵サー・トマス・グローヴナー（英語: Sir Thomas Grosvenor, 5th Baronet、1693年12月7日 – 1733年1月31日）は、グレートブリテン王国の政治家。トーリー党に所属し、1727年から1733年まで庶民院議員を務めた^[1]。

生涯

第3代準男爵サー・トマス・グローヴナー（英語版）とメアリー・デイヴィス（Mary Davies、1665年頃 – 1730年1月12日、アレクサンダー・デイヴィスの娘）の息子として、1693年12月7日に生まれ、チェシャーのエクルズトン（英語版）で洗礼を受けた^[2]。1706年から1707年までイートン・カレッジで教育を受けた後^[1]、1712年10月21日にオックスフォード大学ブレーズノーズ・カレッジに入学した^[3]。

1727年イギリス総選挙でトーリー党候補として、兄リチャードとともにシティ・オブ・チェスター選挙区（英語版）で当選した^[1]。

1732年7月12日に兄リチャードが死去すると、準男爵位を継承したが、自身もその半年後の1733年1月31日にナポリで結核により死去、同年5月28日にエクルズトン（英語版）で埋葬された^[2]。生涯未婚であり、準男爵位は弟ロバートが継承した^[2]。

出典

1. ^ ^{a b c} Cruickshanks, Eveline (1970). "GROSVENOR, Thomas (1693-1733), of Eaton Hall, Cheshire.". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年8月15日閲覧。
2. ^ ^{a b c} Cokayne, George Edward, ed. (1900). The Complete Baronetage (1611–1625). Vol. 1. Exeter: William Pollard & Co. pp. 190–191.
3. ^ Foster, Joseph, ed. (1891). "Greenhill-Gysby". Alumni Oxonienses 1500-1714 (英語). Oxford: University of Oxford. pp. 600–625.

グレートブリテン議会（英語版）
先代 サー・ヘンリー・バンベリー準男爵（英語版） サー・リチャード・グローヴナー準男爵	庶民院議員（シティ・オブ・チェスター選挙区（英語版）選出） 1727年 – 1733年 同職：サー・リチャード・グローヴナー準男爵 1727年 – 1732年 ロバート・グローヴナー 1733年	次代 サー・チャールズ・バンベリー準男爵 サー・ロバート・グローヴナー準男爵
イングランドの準男爵
先代 リチャード・グローヴナー	（イートンの）準男爵 1732年 – 1733年	次代 ロバート・グローヴナー