デジタル‐ヒューマニティーズ【digital humanities】
デジタル・ヒューマニティーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 14:31 UTC 版)
デジタル・ヒューマニティーズ(digital humanities, デジタル人文学[1]、人文情報学[1])は、コンピューティングと人文科学(humanities)諸分野との接点に関する研究、調査、教育、および考案を行う学問分野である。ヒューマニティーズ・コンピューティング(humanities computing)ともいう。デジタル・ヒューマニティーズは、本質的に方法論的であり、対象範囲は諸分野に及ぶ。その内容としては、電子形式の情報の調査、分析、総合、およびプレゼンテーションが含まれる。そして、こうしたメディアがその利用される分野に与える影響と、我々のコンピューティングの知識にもたらす貢献について研究を行う。通常、大学のデジタル・ヒューマニティーズの学部・学科は、技術の実践者と、デジタルメディアの経験および専門知識を備えた従来型の研究者を擁している。こうした学部・学科は、他の学部・学科の研究者との共同による研究プロジェクトに深く関わっている場合が多い。
- ^ a b 永崎研宣「大学図書館とデジタル人文学」『大学図書館研究』第104巻、2016年、1頁、doi:10.20722/jcul.1439。
- ^ McCarty, Willard (2005), Humanities Computing, Basingstoke: Palgrave Macmillan.
- ^ Busa, Roberto. (1980). ‘The Annals of Humanities Computing: The Index Thomisticus’, in Computers and the Humanities 14:83-90.
- ^ “「デジタル・ヒューマニティーズ入門」(日本語訳)”. 東京大学. 2021年11月1日閲覧。
- 1 デジタル・ヒューマニティーズとは
- 2 デジタル・ヒューマニティーズの概要
- 3 目的
- 4 ドキュメント
- 5 標準
- 6 関連文献
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