テレビでロシア語
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テレビでロシア語(てれびでろしあご)は、NHK Eテレが2009年9月30日から2017年9月まで放送したロシア語の語学番組である。
- ^ 「在日外国人が100万人を超える時代に合わせて」(『NHK年鑑 '93』p.149)。尚、NHKテレビの日本語講座は、教育テレビよりも衛星放送の方が早く、1988年度の衛星試験放送での『NHK 日本語講座』ステップ1(30分×10本)、1989年度の衛星第2・本放送での『NHK 日本語講座』ステップ2~4(30分×30本)の計40本が最初である。初歩の外国人が対象。(『NHK年鑑 '90』p.107、p.198-9。)
- ^ 『NHK年鑑 '93』p.103、p.105。
- ^ 教育テレビの成人向け英語講座は、1989年度は『英語会話Ⅰ』が週30分×2コマ、『英語会話Ⅱ』が週30分×1コマ(夫々再放送あり)のみであった。が、1991年度に『やさしい英会話』が新設、1992年度には『英会話Ⅰ』『英会話Ⅱ』(夫々週20分×2コマ、再放送あり)、『やさしい英会話』(週20分×1コマ、再放送あり)、『マーシャの6か月英会話』(週20分×1コマ、再放送2回あり)、『ミニ英会話・とっさのひとこと』(週5分×5コマ、再放送なし)が並ぶ。(テキストの各年度「NHK語学番組放送時刻表」による)。尚、この間、『セサミストリート』(週1時間×1コマ、再放送あり)は継続放送中である。米国では子供向け番組として制作されたものだが、日本ではかつて視聴年齢層を中・高校生以上と高めに想定していたため(『NHK年鑑 1974』p.118-119)、一般向け語学番組に分類されることも多い。
- ^ 1984年度に(朝日新聞・1991年9月26日)テレビの年間講座に加わったハングル(韓国・朝鮮語)は、週30分×1コマ(再放送あり)でスタートした。「昭和59年度NHK「語学講座」放送時刻表」-『NHKテレビ ロシア語講座』1984年12・1月号(日本放送出版協会)。
- ^ NHK語学講座放送時刻表:1989年度-『NHKテレビ ロシア語講座』1990年2・3月号、1990年度-『NHKテレビ ロシア語会話』1990年4・5月号、1991年度-同1991年4・5月号、1992年度-『NHKラジオ ロシア語講座』1992年4月号、いづれも日本放送出版協会発行。ラジオ・テレビの全語学講座の放送時刻表は、すべての語学講座テキストの年度初めの号には必ず載っており、年度途中でも紙面に余裕があれば載ることがある。
- ^ NHK語学講座放送時刻表:1997年度-『NHKテレビ ロシア語会話』1998年2・3月号、1998年度-同1998年6・7月号、日本放送出版協会。
- ^ 坪川哲夫チーフプロデューサー(当時)の談話。朝日新聞(夕刊)1992年5月20日「語学熱も多様化時代」より。ポルトガル語(在日日系ブラジル人の増加に伴い、開設要望がNHKに多く寄せられていた)を年間ではなく、夏期集中講座としてテレビで開始することになった事情を取材。
- ^ 『NHK年鑑 1977』(日本放送出版協会) p.69。日経産業新聞・2004年5月13日・第21面「ネット1000人調査 語学番組 役に立ちますか」。
- ^ 「NHK 語学番組利用実態調査自由記述回答を読む」筆者:中井俊朗(NHK放送文化研究所メディア研究部・番組研究)‐『放送研究と調査』2008年10月号(編集:NHK放送文化研究所、発行:日本放送出版協会) p.110-113。NHKエデュケーショナルが運営する語学番組サイト「ゴガクル」の会員登録メンバー、及びこのサイトを訪れる一般視聴者を対象に同年5月20日‐25日にかけて行ったインターネットによるアンケート調査の概要。回答者は3,035人、男女比はほぼ1対2。「…回答者の学習中の言語はやはり英語が一番多く、回答者の79.3%が学んでいる。英語以外の言語も決して少なくなく、中国語の20.6%を筆頭に韓国・朝鮮語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語までが10%を超えている」。ロシア語への言及はない。/ただしロシア語もゼロではなく、1991年9月現在の場合、放送用テキスト(日本放送出版協会)の販売部数から推測した語学別の視聴者の比率は「ロシア語とハングル(韓国朝鮮語)を1とすると、イタリア語とスペイン語が3、中国語が4、独・仏が5、英語は10以上」(生島幸弥チーフプロデューサー(当時)、朝日新聞・1991年9月26日)。
- ^ 2003年7~8月に本放送された短期集中講座『アラビア語入門』は、25分×全6回。2004年4~6月は、週1コマで計2周回の再放送となった(NHKクロニクル)。
- ^ 7月~9月は同一枠で『いまから出直し英語塾』(20分)+『ミニ英会話・とっさのひとこと』(5分)の再放送。
- ^ NHK語学講座放送時刻表:『ロシア語会話』2004年4月号(日本放送出版協会)。
- ^ NHK語学講座放送時刻表:『ロシア語会話』2004年10月号(日本放送出版協会)。
- ^ 『ロシア語会話』2004年10月号の「NHK語学番組放送時刻表」では、「ロシア語会話」に「再放送」マークが付けられている。「一時打ち切り」説の根拠ともされる表記だが、週1コマのオンエアの時間だけは、中身は再放送ながら辛うじて確保された。
- ^ 『ロシア語会話』2005年4月号(日本放送出版協会)。
- ^ 『ロシア語会話』2005年10月号(日本放送出版協会)。
- ^ 再放送無し-『ロシア語会話』(日本放送出版協会)2006年4月号・10月号、2008年10月号・2009年4月号。再放送あり-同2007年4月号・10月号、2008年4月号。『アラビア語会話』も2006年4月からは1コマ25分となったが、ロシア語が「再放送あり」の期間はアラビア語は週1コマのみで再放送なし、ロシア語が「再放送なし」の期間はアラビア語が週2コマ(本放送1コマ+再放送1コマ)のパターンは、ロシア語が『テレビでロシア語』に移行する直前まで踏襲。
- ^ 『ロシア語会話』2006年6月号(日本放送出版協会)p.127に「ロシア語冷遇では」という視聴者投稿あり。「…今年は昨年度の前期・後期計2回に続いて3回目の再放送です。10月からの放送は、一体どうなるのでしょうか?…そして、来年ついにはロシア語自体が廃止されるのではないかと心配しています。どうぞ、近年のロシア語冷遇の歴史に終止符を打ってください」」
- ^ 『ロシア語会話』2008年3月号(日本放送出版協会)p.126には「半年単位の再放送では、冬の放送時にも現地の季節感が分からない」という趣旨の視聴者投稿あり。このシリーズはモスクワ現地ロケで構成されていた(『ロシア語会話』2007年4月号)。
- ^ NHKはウラジオストクでシベリア横断鉄道についての映画の撮影を開始しました。Intour-Khabarovskニュース2009年5月28日[リンク切れ]
- 1 テレビでロシア語とは
- 2 テレビでロシア語の概要
- 3 概要
- 4 放送日時
- 5 出演者
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