テレゴネイア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 06:10 UTC 版)
『テレゴネイア』(ギリシャ語: Τηλεγόνεια, Tēlegoneia, ラテン語:Telegonia テレゴニア)は、古代ギリシアの叙事詩で、トロイア戦争を描いた叙事詩環の1つ。話の年代順にいうと『オデュッセイア』の後の話になる。古代の著作家たちは作者をスパルタのキナイトン(Cinaethon of Sparta)としていたが、キュレネのエウガモーン(Eugammon of Cyrene)の『ムサイオス(Μουσαίος)』の剽窃だとする文献もある[1]。全部で2巻から成り、ダクテュロス・ヘクサメトロス(長短短六歩格)で書かれている。しかし、わずかに断片が残っているだけである。
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- 2 テレゴネイアの概要
- 3 影響
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