ゾロターン S-18/100
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/08 03:18 UTC 版)
ゾロターン S-18/100(Solothurn S-18/100)とは、スイスのSolothurn[注釈 1]社が開発した対戦車ライフルである。
注釈
- ^ "Solothurn"の日本におけるカタカナ表記としては通常“ソロトゥルン”または“ゾロトゥルン”が用いられる[3]。日本では英語での発音に近い「ソロサーン」という表記も見られる。
日本陸軍では「ゾロターン」と表記しており[4]、当項目でもこの表記で記述する。 - ^ なお、本銃の説明にあたって、装弾部(薬室)と撃発機構が銃把部(引金)よりも後方にある“ブルパップ方式”の機構を持つ、と解説されていることがあるが、装弾部及び撃発機構は引金よりも前方にあり、“ブルパップ方式”の定義には合致しない。
- ^ 薬莢後端が帯状の隆起を有する実包。
- ^ フィンランドではハンガリー製のAPHE-T弾しか使用されていないため[5]、この種の弾薬で達成されたと考えられている。
- ^ オランダでは航空機搭載型のS-18/350を"Vliegtuigmitrailleur M.37"の制式名称でフォッカー T.V(英語版)爆撃機等の防御機銃として用いている[7][8]。
- ^ 独ソ不可侵条約の回避という側面も存在する
出典
- ^ Казазян, Агоп. Противотанковите пушки в българската войска, Военноисторически сборник, кн. 2, 2005, с. 52-53. (Kazazian, Agop. Anti-tank Rifles in Bulgarian Army, Military Historical Collection, 2005, vol. 2, p.52-53.) Archived 2008-07-03 at the Wayback Machine. ※2022年3月2日(UTC)現在リンク切れ
- ^ Modern Firearms>Solothurn S18-100 S18-1000(英語) ※2022年3月2日(UTC)閲覧
- ^ スイス政府観光局>ソロトゥルン(ゾロトゥルン)Solothurn ※2020年9月8日閲覧
- ^ JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C01006768200、「大日記乙輯昭和11年(防衛省防衛研究所)」(2020年9月8日閲覧)
JACAR(アジア歴史資料センター)Ref.C01006866000、「大日記乙輯昭和12年(防衛省防衛研究所)」(2020年9月8日閲覧) - ^ a b c d “20 mm pst kiv/18-S”. jaegerplatoon. 2022年3月2日閲覧。
- ^ スティーヴン・ザロガ (2018). THE ANTI-TANK RIFLE. en:Osprey Publishing. p. 23. ISBN 978-1472817228
- ^ “Flak 2cm:Early Debelopment”. 2022年3月2日閲覧。
- ^ “Halfautomatisch antitankkanon/ antitankgeweer Solothurn S18-150, Nederlands proefmodel 'geweer tp' (Tegen Pantsering), kaliber 20 x 105 B (K)”. Nationaal Militair Museum. 2022年3月2日閲覧。
- ^ a b c Laurance Kenneth Robinson (2019年5月23日). “Solothurn S 18-1000”. Tank Encyclopedia. 2022年3月2日閲覧。
- ^ a b “Solothurn S18-350/MG-204” (ロシア語). Уголок неба(airwar.ru). 2022年3月2日閲覧。
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