シルバートーン (シアーズ・ローバックのブランド)とは? わかりやすく解説

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シルバートーン (シアーズ・ローバックのブランド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/20 19:13 UTC 版)

シルバートーンSilvertone)は、1915年から1972年まで、当時のシアーズ ・ローバック社(Sears, Roebuck and Co.、現在のシアーズ)が使っていた、楽器音響機器ブランド。シアーズは、1915年に、蓄音機のブランドとしてシルバートーンを使い始め[1]、同年末ないし翌1916年はじめにはレコードレーベルシルバートーンに改名した[2][3]。1920年代に入るとラジオがシルバートーン・ブランドで販売されるようになり、以降、ウォーキートーキー補聴器まで、様々な関連機器が発売された[1]。今では、古いシルバートーンのラジオが収集家の注目を集めるようになっている[1][4]。1930年代には、それまでの「スーパートーン (Supertone)」に代わって、シルバートーンが楽器のブランドとしても使われ始めた[1][5]。1950年代以降は、テレビテープレコーダーなどにも、シルバートーン・ブランドが使われた。


  1. ^ a b c d e f g h Silvertone: 1915-1972”. Sears Brands, LLC.. 2011年4月14日閲覧。
  2. ^ Allan Sutton. “American Record Labels and Companies, The Sears, Roebuck & Company Record Labels (1905-1950)”. Mainspring Press, LLC.. 2011年4月14日閲覧。
  3. ^ ただし、シアーズの公式なアーカイブでは「1920年代にレコード・レーベルが導入された」とされている。(Silvertone: 1915-1972”. Sears Brands, LLC.. 2011年4月14日閲覧。
  4. ^ Radios from the Swing Era”. jitterbuzz.com. 2011年4月14日閲覧。
  5. ^ 「スーパートーン (Supertone)」は、1920年代以来、シアーズ・ローバックのレコードレーベル名のひとつでもあった。(Supertone、参照)
  6. ^ Hank Williams: The Hillbilly Shakespeare”. SP Clarke. 2011年4月14日閲覧。
  7. ^ SILVERTONE MODEL: 1449, AMP IN CASE - circa 1962 - DANELECTRO”. VintageSilvertones.com. 2011年4月14日閲覧。


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