シュッツェンミーネ42とは? わかりやすく解説

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シュッツェンミーネ42

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/06 02:29 UTC 版)

シュッツェンミーネ42ドイツ語: Schützenmine 42)とは第二次世界大戦中に用いられたドイツの対人地雷であり、シューミーネ42(Schu-Mine 42)との略称でも呼ばれる。シュッツェは(小銃の)射手ないし歩兵を示し、シュッツェンミーネは「対歩兵爆雷」程度の意味となる。簡易な木製の箱にヒンジのついた蓋を付け、200gのキャスト状TNTとZZ-42式雷管を収容している[1]。蓋に設けられた切れ込みにより撃針保持ピンが押し下げられる。蓋の上にかけられた充分な圧力がピンを外し、撃針を解放する。これが雷管を起爆させる[2]。全体の構造は、ソ連が1939年の冬戦争で初めて実戦投入したPMD-6対人地雷に類似している。


  1. ^ German Explosive Ordnance. Washington DC: US Government Printing Office. (1953). pp. 278. https://archive.org/details/TM9-1985-3 
  2. ^ a b (英語) Intelligence Bulletin. Military Intelligence Service, War Department. (1944). pp. 76–79. https://books.google.com/books?id=stugAAAAMAAJ&pg=PA76 2020年1月31日閲覧。 
  3. ^ Torrey, Volta (Feb 1945). “The Bazooka's Grandfather”. Popular Science (Bonnier Corporation) 146 (2): 71. ISSN 0161-7370. https://books.google.com/books?id=AyEDAAAAMBAJ&pg=PA71 2020年1月31日閲覧。. 
  4. ^ THE BRITISH ARMY IN NORMANDY 1944”. Imperial War Museum. 2014年9月22日閲覧。


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