旧ゴア
(ゴアの教会群と修道院群 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/19 17:23 UTC 版)
オールド・ゴアまたはヴェリャ・ゴアとも呼ばれる旧ゴア(きゅうゴア、英語: Old Goa, ポルトガル語: Velha Goa, コンカニ語:पोरणें गोंय, Pornnem Goem, Adlem Gõi, Goeam)[2][4]はインドゴア州の北ゴア地域に存在する歴史的な都市。日本語においては古ゴア(こゴア)とも表記される[6]。この都市は15世紀にビジャープル王国によって作られ、16世紀から18世紀に疫病のために放棄されるまでの間ポルトガル領インドの首都とされた。かつてこの都市の人口は大陸貿易のためのポルトガル人により、20万人近くにのぼったと言われる。1986年、この都市のキリスト教建築物の一部はゴアの教会群と修道院群としてユネスコの世界遺産リストに文化遺産として登録された[7]。この旧ゴアはゴア州州都のパナジよりおおよそ 10 km 東に位置する。
- ^ 小学館『オールドゴア』 - コトバンク
- ^ 『デジタル大辞泉』ではオールド‐ゴア(Old Goa)として記載され日本語名は振られない[1]。
- ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『パナジ』 - コトバンク
- ^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』のパナジの項においては旧ゴアと記載される[3]。
- ^ 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト・世界百科事典『古ゴア』 - コトバンク
- ^ 『世界百科事典』の「ゴア[州]」においてはゴア(古ゴア)として言及される[5]。
- ^ a b 世界遺産検定事務局『世界遺産大事典〈上〉』マイナビ出版、2016年、p.244
- ^ a b c 堀江, p.50
- ^ かつて政治の中心であったこの都市もゴア・ヴェリャ(Goa Velha)と古いゴアを意味する名前で呼ばれる[8]。
- ^ a b c 松川, p.229
- ^ 堀江, p.63
- ^ de Mendonça 2002, p. 67
- ^ Meersman 1971, p. 107
- ^ a b 松川, p.231
- ^ 堀江, p.57
- ^ 堀江, p.67
- ^ 松川, p.233
- ^ 堀江, p.49
- ^ 堀江, p.70
- ^ “世界遺産一覧 地域別リスト(アジア①)”. 世界遺産運動. 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟. 2016年2月12日閲覧。
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