コースへのお辞儀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 22:28 UTC 版)
「東京箱根間往復大学駅伝競走」の記事における「コースへのお辞儀」の解説
走者によっては、タスキを次走者へ渡したあと、コースへお辞儀をする選手がいる。これは箱根駅伝へ出場でき、無事に走れたことへの感謝を示す行為で戦前から行われている習慣である。従来は個人的な行為であり、チーム全体としては行われてこなかったが、第85回(2009年)に東洋大学が優勝した際、前年に元部員による不祥事があったにもかかわらず関係者の配慮などで出場できたこと、そして沿道で暖かい声援を送ってくれた全ての観衆へのお礼として自粛した胴上げのかわりに行われた。東洋大学は第86回(2010年)、第88回(2012年)に総合優勝した際も胴上げの前にまずコースに向かって監督・コーチ・選手全員で御礼をした後に胴上げをしている。
※この「コースへのお辞儀」の解説は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」の解説の一部です。
「コースへのお辞儀」を含む「東京箱根間往復大学駅伝競走」の記事については、「東京箱根間往復大学駅伝競走」の概要を参照ください。
- コースへのお辞儀のページへのリンク