コロンブスの卵(たまご)
コロンブスの卵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 14:25 UTC 版)
コロンブスの卵(コロンブスのたまご、英語: Egg of Columbus または Columbus' egg、イタリア語: Uovo di Colombo [ˈwɔːvo di koˈlombo])とは、どんなに素晴らしいアイデアや発見も、ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることを指す成句である。少なくとも15世紀から使われてきた表現であるが、その語源とされる逸話についてはいささか疑念が持たれている。その逸話とは、ある席で「誰でも西へ航海すればアメリカ大陸に行き当たるのだから、アメリカ大陸の発見は大した業績ではない」と言われたコロンブスは、相手に卵を立ててみよと応じた。相手が諦めると、コロンブスはテーブルに卵の先端を打ち付けて平らにすることで立ててみせた、というものである。
注釈
- ^ 元々コロンブスはインドに到達しようとして出発し、当時はコロンブスはインドを発見したのだと考えられていた。
出典
- ^ Kant, Immanuel (2013[1790]), Critique of Judgement, Book II, "Analytic of the Sublime", Simon and Schuster: "In my part of the country, if you set a common man a problem like that of Columbus and his egg, he says, 'There is no art in that, it is only science': i.e. you can do it if you know how; and he says just the same of all the would-be arts of jugglers."
- ^ a b “独創賞評価基準”. 日本認知心理学会. 2022年7月5日閲覧。
- ^ Girolamo Benzoni (1572[1565]), Historia del Mondo Nuovo, Venice, pp. 12–3; English translation: History of the New World by Girolamo Benzoni, Hakluyt Society, London, 1857, p. 17.
- ^ ジョルジョ・ヴァザーリ (1550), 画家・彫刻家・建築家列伝: "フィリッポス・ブルネレスキ" フィレンツェ
- ^ The similarity of Vasari's story to the egg of Columbus story was first pointed out in Our Paper, vo. 10, Massachusetts Reformatory, 1894, p. 285.
- 1 コロンブスの卵とは
- 2 コロンブスの卵の概要
- 3 ギャラリー
- 4 脚注
コロンブスの卵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/05 15:37 UTC 版)
「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」の記事における「コロンブスの卵」の解説
本作最大のキーアイテム。新大陸を発見した時にコロンブスが手に入れた、謎の秘宝。しかし、誰も見た事が無く、どんな物か全く分からなかった為に、コロンブスの卵はルパン達の泥棒業界ではガセネタとして扱われていた。スイス銀行に保管されていたコロンブス・ファイルのみにそれに関する手掛かりがあった。
※この「コロンブスの卵」の解説は、「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」の解説の一部です。
「コロンブスの卵」を含む「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」の記事については、「ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜」の概要を参照ください。
コロンブスの卵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 01:04 UTC 版)
※この「コロンブスの卵」の解説は、「シルエットパズル」の解説の一部です。
「コロンブスの卵」を含む「シルエットパズル」の記事については、「シルエットパズル」の概要を参照ください。
- コロンブスの卵のページへのリンク