コミカンソウ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 06:46 UTC 版)
コミカンソウ科(コミカンソウか、学名:Pyllanthaceae)は、APG植物分類体系における被子植物の科。従来の分類ではトウダイグサ科コミカンソウ亜科とされることが多い。APG分類体系ではここからツゲモドキ連(これはツゲモドキ科として独立した)などを除いて、コミカンソウ科としている。56属1700種ほどで、熱帯・亜熱帯を中心に分布する木本または草本。日本では一年草のコミカンソウが本州中部以南によく見られるほか、暖帯から亜熱帯地域に十数種が分布する。葉は単葉であるが、マメ科に似た就眠運動をするものもある。
注釈
- ^ ただし属名の由来となったカンコノキ(Glochidion obovatum Sieb. & Zucc.)は Kurosawa (2016) により佐竹ら (1999) の改訂を見据えて Phyllanthus sieboldianus、つまりコミカンソウ属に分類し直され、キュー植物園の World Checklist of Selected Plant Families もこれを認めている。
- ^ ただし属名の由来となったヒトツバハギ(Securinega suffruticosa (Pall.) Rehder var. japonica (Miq.) Hurusawa; シノニム: Flueggea japonica (Miq.) Pax)はキュー植物園の World Checklist of Selected Plant Families では Flueggea suffruticosa (Pall.) Baill.、つまりFlueggea属に分類し直されている。
出典
- 1 コミカンソウ科とは
- 2 コミカンソウ科の概要
- 3 脚注
固有名詞の分類
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