ガイウス・クラウディウス・グラベル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 17:26 UTC 版)
ガイウス・クラウディウス・グラベル(ラテン語:Gaius Claudius Glaber)は共和政ローマ後期の政務官経験者。登録トリブスはアルネンシス区[2]。紀元前73年に法務官を務めており、第三次奴隷戦争(スパルタクスの乱)での緒戦であるウェスウィウス山の戦いでスパルタクスに敗れたことで知られている。ティトゥス・リウィウス『ローマ建国史』の梗概ではコグノーメンをプルケルとし、レガトゥス(副官)を務めたとしている[3]。
- ^ MRR2, p. 109.
- ^ MRR2, p. 114.
- ^ MRR2, p. 115.
- ^ 土井正興. “スパルタクスの蜂起- Yahoo!百科事典”. 日本大百科全書(小学館). 2012年8月21日閲覧。
- ^ Strauss, p. 52
- ^ Appian, Civil Wars, 1:116.
- ^ Frontinus, Stratagems, Book I, 5:20–22 and Book VII:6.
- ^ Plutarch, Crassus, 9:1–3; Frontinus, Stratagems, Book I, 5:20–22; Appian, Civil Wars, 1:116
- ^ プルタルコスとフロンティヌスはノーメンをクロディウスとしており、アッピアノスは恐らくプブリウス・ウァレリウスとグラベルをくっつけてしまい、ウァリニウス・グラベルと記している。Ancient Sourcebook translation, cf. MRR2 p.115 n. 1
- ^ Strauss, p. 61.
- 1 ガイウス・クラウディウス・グラベルとは
- 2 ガイウス・クラウディウス・グラベルの概要
- 3 参考文献
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