カタギンとは? わかりやすく解説

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かた‐ぎん【片吟】

読み方:かたぎん

独吟(どくぎん)


カタギン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 20:35 UTC 版)

カタギン(モンゴル語: Qatagin,中国語: 哈答斤)とは、モンゴル部に属する遊牧集団の名称。『元史』などの漢文史料では合答斤/合塔斤/合答吉/哈答吉/哈塔斤/合底忻、『集史』ではQataqinと記される。書籍によってはカダギン(Qadagin)カダキン(Qadaqin)とも表記される。


  1. ^ 陳2000,24頁
  2. ^ 『金史』巻93列伝31宗浩伝「合底忻者、与山只昆皆北方別部、恃強中立、無所羈属、往来阻珝、広吉剌間、連歳擾辺、皆二部為之也……宗浩前軍至忒里葛山、遇山只昆所統石魯・渾灘両部、撃走之、斬首千二百級、俘生口車畜甚衆。進至呼歇水,敵勢大蹙,於是合底忻部長白古帯・山只昆部長胡必剌及婆速火所遣和火者皆乞降」
  3. ^ 陳2000,25-26頁
  4. ^ 王国維は『金史』に登場するカタギン部族長白古帯と同一人物とするが、ペリオらは白古帯はBelgüteiと読むべきで、Baqu Čorogiとは全く異なる名前であると批判した(村上1970,317-318頁)
  5. ^ 王国維は『金史』に登場するサルジウト部族長胡必剌と同一人物とするが、ペリオらは白古帯はQubilaiと読むべきで、Čirgidai Ba'aturとは全く異なる名前であると批判した(村上1970,318頁)
  6. ^ 村上1970,312-316頁
  7. ^ 村上1972,282頁
  8. ^ 志茂2013,920頁
  9. ^ 陳2000,29頁


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