オセロマルチビジョン
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オセロマルチビジョン(おせろまるちびじょん)は、1983年末[注 1]にツクダオリジナルから発売された家庭用ゲーム機である[2][3]。
注釈
- ^ a b オセロマルチビジョンの初代機の発売日は文献によって記述が異なり、オセロマルチビジョンが発表された1983年10月4日の記者会見を伝える『トイジャーナル』1983年11月号および『トイズマガジン』1983年11月号の記事には1983年11月中旬発売予定[2][3]と記載され、オセロマルチビジョンの内蔵オセロゲームが参加した「第8回アスキーマイクロオセロリーグ」の模様を伝える『月刊アスキー』1984年3月号の記事には1983年11月発売[4]、内蔵オセロゲームを省いた「マルチビジョンII」の開発を伝える1984年5月16日の『日経産業新聞』の記事には1983年12月10日発売[5]と記載されている。
- ^ 一方、ツクダオリジナルはオセロマルチビジョンの発表と同時期にMSX用ゲームソフトの開発も並行して着手していた[9]。
- ^ 基板の設計は当時のセガ社員であった石川雅美が担当[10]。
- ^ 1984年5月16日の『日経産業新聞』の記事には出荷台数を約2万台[5]、『ゲームマシン』1985年7月15日号の記事には推定4万台強を出荷と記載されている[11]。
- ^ a b セガが1984年7月に発売した周辺機器「ハンドルコントローラ SH-400」[15][16][17][18]のパッケージおよび『トイジャーナル おもちゃ大全集 PART2 '84東京おもちゃショー '84・9 増刊号』に掲載されたセガの雑誌広告に記載された「ハンドルコントローラ SH-400」の対応ソフト表には、「オセロマルチビジョン」は1P用ジョイスティックが本体直結型であるSG-1000[19]、「オセロマルチビジョン FG-2000」は1P用および2P用のジョイスティック端子が用意されているSG-1000II[20]およびSC-3000シリーズ[21]と同じ対応状況が示されている[22][23]。
- ^ その対戦成績は第8回(1984年3月)は全7ソフト中5位(4勝8敗)[28]、第9回(1984年10月)は全6ソフト中6位(2勝8敗)[29]、第10回(1985年4月)は全6ソフト中6位(0勝10敗)であった[30]。
- ^ ただし、SG-1000シリーズの本体に搭載されたRAMは1KB[31]、オセロマルチビジョンシリーズの本体に搭載されたRAMは2KBのため[4][12]、オセロマルチビジョン用ソフトの一部にはSG-1000シリーズで正常に動作しないソフトも存在した[31]。なお、SC-3000シリーズの本体に搭載されたRAMは2KBである[32]。
- ^ 『トイジャーナル おもちゃ大全集 PART2 '84東京おもちゃショー '84・9 増刊号』に掲載された「オセロマルチビジョン FG-2000」紹介ページ、および「オセロマルチビジョン FG-2000」の雑誌広告において、本体部分が15,000円、内蔵オセロゲームが4,800円と価格の内訳が紹介されている[37][38]。
- ^ オセロマルチビジョンシリーズで使用する場合は変換アダプタ「カードキャッチャ」が必要[1]。
- ^ なお、1985年以降にもオセロマルチビジョン用ゲームカートリッジの新作を発売する予定があり、『チャレンジサッカー』と『グレートエスケープ2』の2タイトルの情報が雑誌に掲載されていたが、結局未発売に終わっている[11][42][43][44][45]。
出典
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- ^ ツクダオリジナル「1984 全英女子オープン 岡本綾子優勝記念 <キャンペーン実施期間 59.11.10 ▶︎ 60.1.15>(雑誌広告)」『週刊読売』1984年12月23日号、読売新聞社、97頁、doi:10.11501/1814478。
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- ^ a b c 「オセロマルチビジョン:ツクダ(HipHop TELEHOBBY GAME テレホビーゲーム総カタログ 特別綴じ込み付録)」『Beep』1985年9月号、日本ソフトバンク、1985年8月8日、付録14-15頁。
- ^ a b 「TVゲーム専用コンピュータ全カタログ」『HOBBY's JUMP』第6号、集英社、1985年8月20日、76頁、doi:10.11501/1852363。
- ^ a b 「ビデオゲームのソフト追加販売 ツクダオリジナル」『日経流通新聞』、1984年1月26日、8面。
- 1 オセロマルチビジョンとは
- 2 オセロマルチビジョンの概要
- 3 ソフトウェア
オセロマルチビジョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 14:49 UTC 版)
「麻雀ゲームソフト一覧」の記事における「オセロマルチビジョン」の解説
三人麻雀(ツクダオリジナル)- ルールは三麻(サンマ)ではなく通常の四人麻雀と同じ。
※この「オセロマルチビジョン」の解説は、「麻雀ゲームソフト一覧」の解説の一部です。
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