ウラギンスジヒョウモン属 Argyronome
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「ヒョウモンチョウ族」の記事における「ウラギンスジヒョウモン属 Argyronome」の解説
ウラギンスジヒョウモン Argyronome laodice (Pallas, 1771) 前翅長35mm前後。和名はメスの翅裏に、翅を前後に貫く白い曲線があることに由来する。オスはこの白線が後翅にしかなく不鮮明である。なお、後翅の白線はミドリヒョウモン属、メスグロヒョウモン属にもある。ヨーロッパ、インドシナ半島北部、東アジアに分布し、日本でも北海道から九州まで分布する。 オオウラギンスジヒョウモン A. ruslana (Motschulsky, 1866) 前翅長35-40mm。前翅の前端が外へ突き出ること、後翅つけ根の黒斑の列がつながることでウラギンスジヒョウモンと区別する。北海道から九州までを含む東アジアに分布するが、ウラギンスジヒョウモンよりやや山地性の傾向がある。
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