ウェスト・コースト・コンピュータ・フェアとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ウェスト・コースト・コンピュータ・フェアの意味・解説 

ウェスト・コースト・コンピュータ・フェア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 17:38 UTC 版)

ウェスト・コースト・コンピュータ・フェア英語: West Coast Computer Faire; WCCF)とは、かつてサンフランシスコを中心に年次開催されていたコンピュータ産業の会議および見本市。最初の開催は1977年ジム・ウォーレン英語版とボブ・レーリングによって計画された。当時としては世界で最も大規模なコンピュータ見本市で、家庭へのパーソナルコンピュータの普及を意図したものであった。ウェストコーストPCフェア (West Coast PC Faire) はより特化した見本市として実施された。しかし、Appleが同じPCベースの見本市であるCOMDEX以外での出展は断るようになり、ウェスト・コースト・コンピュータ・フェアへの出展も切り上げた。1983年、ウォーレンは見本市の権利を300万ドルでプレンティス・ホール英語版に売却し、後にインターフェース・グループやCOMDEXのオーナーであるシェルドン・アデルソンに売却された。1991年までに計16回の見本市が開催された。ウォーレンが見本市を売却した後、数年の興隆を経てすぐに衰退した。


  1. ^ Walter Isaacson: Steve Jobs, Chapter Six – "The Apple II" pp. 144. Simon & Schuster (October 24, 2011) ISBN 1-4516-4855-3
  2. ^ 富田, 倫生『パソコン創世記 [The Book of Personal Computer Genesis]』旺文社、1985年。ISBN 401009897Xhttp://www.aozora.gr.jp/cards/000055/card365.html 


「ウェスト・コースト・コンピュータ・フェア」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウェスト・コースト・コンピュータ・フェア」の関連用語

ウェスト・コースト・コンピュータ・フェアのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウェスト・コースト・コンピュータ・フェアのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウェスト・コースト・コンピュータ・フェア (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS