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イリスのアトリエ エターナルマナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/04/14 06:47 UTC 版)

(イリスのアトリエ から転送)

アトリエシリーズ > イリスのアトリエ エターナルマナ
イリスのアトリエ エターナルマナ
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 プレイステーション2
開発元 ガスト
発売元 ガスト
人数 1人
メディア DVD-ROM 1枚
発売日 2004年5月27日
2005年8月4日(廉価版)
価格 込7,140円(通常版)
税込10,290円(限定版)
税込3,990円(廉価版)
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
その他 ドルビーデジタル&ドルビーサラウンド対応
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イリスのアトリエ エターナルマナ』は、2004年5月27日ガストより発売されたプレイステーション2用ソフト。

目次

概要

本作は通常版のほか、「プレミアムボックス」という初回限定版が存在し、そちらにはキャラクターのフィギュアなども同梱されていた。また、翌2005年8月4日には「ガストベストプライス」として廉価版が発売されている。

錬金術でアイテムを調合するのが特徴のRPG「アトリエシリーズ」の6作目(外伝的作品を除く)であり、A6の通し番号を振られている。A7にあたる『エターナルマナ2』は本作の続編である。またA8にあたる『グランファンタズム』まで含めて「イリスシリーズ」と呼ばれる。

最大の特徴はそれまでアイテム合成を軸にしたADVあるいはSLG主体の内容から(それでも多くの場合、RPGと分類された)完全なRPGへと変貌を遂げたこと。アトリエシリーズの醍醐味であるアイテム合成は脇に追いやられ、内容が戦闘主体となったこと。なによりほとんど固定されたシナリオと展開により自由度がまったく失われたことにある(エンディングにしても2種類しか存在せず、選択の余地は皆無)。また、これまでのシリーズとは異なり、男性主人公に変更された。

世界観については同じ時間軸にあるこれまでのアトリエシリーズとは完全に一線を画しており関連性は極めて薄い(一部のキャラや地名などに関連をほのめかすところはある)。また錬金術士の扱いにしても、前作までの自然科学を体系化した学者的存在ではなく、ほとんど魔法使いのような扱いとなっている。

システム

アイテム関連

本作品においては、アイテムは誰でも扱える通常アイテムと、錬金術士の主人公クレインのみが扱えるマナアイテムの2種類に大別される。なお、各アイテムは最大でも9個しか所持できず、これはアトリエシリーズで最少である(他のシリーズは基本的に99個まで所持できる)。

マナ調合
精霊マナの力を借りて特殊なアイテムを生み出す調合(錬金術)で、「源素」を材料とする。アイテムごとに必要となるマナが決まっており、源素が足りていてもそれを扱えるマナと契約していなければ調合をすることはできない。またマナの交友度や体力によって成功率などが変化し、また調合や特殊能力の使用のたびにマナが体力を消費する。マナ調合によって生み出されたアイテムは「マナアイテム」として区別される。マナアイテム自体の性能は常に一定である。
源素還元
源素とはこの世界における元素のようなものである。マナと同じだけの種類が存在し、それぞれ「炎素」「木素」などと呼ばれる。マナ調合を行なうためには、フィールド上のオブジェクトや敵モンスター、所持アイテムを「源素還元」して源素を集める必要がある。
ショップ調合
各地にある店に材料を持ち込み、それぞれの店主にアイテムを作成させる調合。前シリーズまでの「調合」と同種のシステムであるが、本作の設定上では錬金術ではない。材料アイテムにはそれぞれ「品質」や「評価情報」が設定されており、完成アイテムに影響する。完成したアイテムはその店で売りに出されるようになる。材料を入れ替えての作り直しも可能で、その場合は最後に作成したバージョンで更新される(更新しないことも可能)。完成アイテムの品質や評価は店の来客数、評判などに大きく関わるが、アイテムの性能自体はほとんど変わらない。
カスタム装備
マナの力を借りて「マナ石」と呼ばれる石を加工すると、特殊な能力をもつ「マナ結晶」に変化する。そのマナ結晶をカスタム装備に埋め込むことで、結晶の力を武器・防具に付与することが可能となる。また結晶同士を合成することで、効果を高めたり複数の能力をもつ結晶を生み出すことができる。ただしマナ結晶が保有できる能力数には限りがあり、それを超えた分は優先順位が低いものから削除されていく。同系統の能力であれば、合成することで能力自体が強めあうこともある。また特定の組み合わせでまったく新しい能力が生まれることもある。

戦闘

本作品の戦闘システムは「コストターンバトル」という特殊なターン制である。基本的に「速度」の高い順に行動するが、行動それぞれに「ターン消費」と「行動のタイプ」が設定されており、その組み合わせによって各戦闘参加者の行動回数が大幅にずれるため、単純なターン制バトルとは異なる操作感となっている。

ターン消費には、0.5ターンを消費する「ハーフターン」、1ターンを消費する「ワンターン」、2ターンを消費する「ツーターン」の3種類がある。行動のタイプとはコマンド決定から実際に行動するまでの時間差であり、即座に行動する「シングル」、時間を置く「ダブル」、時間を置いて別のキャラクターに攻撃させる「アナザー」(敵のみ)の3種類が存在する。

またアクティブキャラは三人までだが仲間は最大で6人[1]まで増える。戦闘可能であれば各キャラのターンで自由に入れ替えが可能であり、サブメンバーを含めた全員が戦闘不能となるとゲームオーバー。

ストーリー

錬金術士の少年クレインは旅の途中、怪物に襲われていたところを見知らぬ少女に救われる。その後カボックの街に辿り着いたクレインは、山頂の古代遺跡に興味を覚える。それはかつて錬金術で栄えた天空都市アバンベリーだった。クレインは少女リイタの勧めでガルガゼットとなり、カボックを拠点としてアバンベリーを目指すことにする。やがて彼らはマナを巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく。




[ヘルプ]
  1. ^ 通常プレイ中は最大5人だがエンディング後に6人となる。
  2. ^ 通常戦闘にはならず源素還元や魔法で排除できる。一度駆除すれば基本的に二度と出現しない。
  3. ^ まったく同じスキルをアーリンも所持しており、いわばホムンクルス専用スキル。
  4. ^ 祭りのどさくさで祖母の形見の本を盗み取り、後を追わせるというかなり乱暴なものだった


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