アート的表現の模索へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/22 02:26 UTC 版)
「ボタニカル・フォト」の記事における「アート的表現の模索へ」の解説
2011年、宮 誠而写真全集第6巻「ボタニカルフォト植物図鑑」が完成し、一応の目的が達成されたのを機会に、それまで暖めていた「アート的表現」に挑戦することとなる。 ボタニカル・フォトによるボタニカルアート的表現は、主に背景が無地、陰影をなるべく弱くして、植物の構造のリアルな表現にこだわった。これに対して、アート的表現は、背景があり、陰影を濃くし、立体感、花の咲く印象、人との関わりによって感じられる情感の表現を目指した 。しかし、ボタニカル・フォトの特徴である、植物のリアルな表現にはこだわっている。 このような意思をもって制作された作品は、2012年からプラントピアでの展示会で発表され、2014年から、植物専門雑誌「趣味の山野草」(栃の葉書房)で連載される。
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