アーダルベルト・シュティフターとは? わかりやすく解説

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シュティフター【Adalbert Stifter】

読み方:しゅてぃふたー

[1805〜1868オーストリア小説家精密な自然描写のうちに人間性問題追究した。作「石さまざま」「晩夏」など。


アーダルベルト・シュティフター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 06:43 UTC 版)

アーダルベルト・シュティフター(Adalbert Stifter, 1805年10月23日 - 1868年1月28日)は、オーストリア小説家風景画家三月革命普墺戦争など政治的な激動の時代にあって、豊かな自然描写とともに調和的な人間像を追求する穏やかな作品を執筆した。主要な著作に『習作集』『石さまざま』『晩夏』『ヴィティコー』などがある。


  1. ^ 死亡診断書による(松籟社「シュティフター作品集」第4巻年譜)。
  2. ^ 藤本淳雄ほか 『ドイツ文学史 [第2版]』 東京大学出版会、1995年、116-119頁。
  3. ^ 尾方一郎 「アーダルベルト・シュティフター」 柴田翔編 『はじめて学ぶドイツ文学史』 ミネルヴァ書房、2003年、170-171頁。
  4. ^ アーダルベルト・シュティフター 『水晶 他三篇』 手塚富雄、藤村宏訳、岩波文庫、1993年、292-295頁(訳者解説)。
  5. ^ 前掲 『はじめて学ぶドイツ文学史』 160頁。
  6. ^ 『ライプツィヒ画報』(Leipziger Illustrierte Zeitung)1858年9月4日。
  7. ^ フリードリヒ・ニーチェ『人間的な、あまりにも人間的な』(Menschliches, Allzumenschliches)、1876年-1878年。
  8. ^ ハイデガー『ニーチェⅠ』(平凡社ライブラリー版)、128頁(M.Heidegger, Gesamtausgabe Bd.6-1, S.88)
  9. ^ 中村康二「シュティフターとその読者 : (一) トーマス・マンのシュティフター・レクテューレ」(『中京大学教養論叢』17(4)、1977年3月)、小名木榮三郎「トーマス・マンとシュティフター―書簡と日記にみる精神の触れ合い―」(『自然と対話する魂の軌跡―アーダルベルト・シュティフター論―』、1994年4月、慶應義塾大學法學研究會刊所収)による。
  10. ^ http://patangel.free.fr/furt/schna_en.htm による。
  11. ^ 堀辰雄「匈奴の森など」『新潮』、1936年1月。
  12. ^ 『電気石』の一節を翻訳引用する「峯の嵐か」(『忿翁』所収)、登場人物がシュティフターの幻影を見る『楽天記』、他に『白髪の唄』など。エッセイでは『半日寂寞』など。また、「今週の本棚・この人この3冊」(毎日新聞 2011年8月28日 東京朝刊)に岩波文庫の『水晶 他三篇』『森の小道・二人の姉妹』『ブリギッタ・森の泉 他一篇』の3冊を選ぶなど、しばしばシュティフターの作品を推薦図書として紹介している。
  13. ^ 訳者谷口泰による『アーダルベルト・シュティフター研究』(水声社、1995年)がある。


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