アンボワーズ城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 08:18 UTC 版)
アンボワーズ城(アンボワーズじょう、Château d'Amboise)は、フランスのロワール渓谷、アンドル=エ=ロワール県のアンボワーズにある城。シャルル7世、ルイ11世、シャルル8世、フランソワ1世らヴァロワ朝の国王が過ごした。フランソワ1世がレオナルド・ダ・ヴィンチを呼び寄せたクロ・リュセはすぐ近くにある。
- ^ シャルル8世は1498年、低い戸口にうっかり頭をぶつけ、それが元でこの城で亡くなった。
- ^ 記録によれば、レオナルド・ダ・ヴィンチが埋葬された教会は、アンボワーズ城の中にあるサン・フロランタン教会堂であるという。ナポレオンの時代、教会は壊滅的な状態にあった。フランス革命期に荒廃したサン・フロランタンを、ナポレオンが委託した技術者は保存の価値なしと判断して解体、石造部分は城の補修に使用された。約60年後にサン・フロランタンの跡地が発掘されると、骸骨1体と、ダ・ヴィンチの名の一部が刻まれた石が見つかった。これが現在サン・ユベールの教会堂に保存されている骸骨である。
- ^ 水野久美『いつかは行きたいヨーロッパの世界でいちばん美しいお城』大和書房、2014年、99頁。ISBN 978-4-479-30489-0。
- ^ 観光客が目にする現在のアンボワーズ城は、かつての規模の5分の1ほどである。城のパラピット(胸壁)を歩くと昔の面影を偲ぶことができる。
- 1 アンボワーズ城とは
- 2 アンボワーズ城の概要
- 3 関連項目
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