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映画情報

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アワーミュージック

原題:Notre Musique
製作国:フランススイス
製作年:2004
配給:プレノンアッシュ
スタッフ
監督:Jean-Luc Godard ジャン・リュック・ゴダール
製作:Alain Sarde アラン・サルド

Ruth Waldburger ルース・ウォルドバーガー
脚本:Jean-Luc Godard ジャン・リュック・ゴダール
撮影:Julien Hirsch ジュリアン・ハーシュ
美術:Anne-Marie Mieville アンヌ・マリー・ミエヴェル
録音:Francois Musy フランソワ・ミュジー
キャスト(役名
Nade Dieu ナード・デュー  (Olga Brodsky)
Sarah Adler サラ・アドラー (Judith Lerner
Jean-Luc Godard ジャン・リュック・ゴダール (Himself
Rony Kramer ロニー・クラメール (Ramos Garcia)
Jean- Christophe Bouvet ジャン・クリストフ・ブヴェ (C. Maillard
Simon Eine サイモン・エイン (Ambassador
Mahmoud Darwich マフムード・ダーウィッシュ (Himself
Juan Goytisolo フアン・ゴイティソーロ (Himself
Pierre Bergounioux ピエール・ベルグニウ (Himself
Jean-Paul Curnier ジャン・ポール・キュルニエ (Himself
Gilles Pecqueux ジル・ペクー (Himself
Elma Dzanic エルマ・ドザニック (Elma)
George Aguilar ジョルジュ・アギラ (Indian
Ferlyn Brass フェルラン・ブラス (Himself
Leticia Gutierrez ルティツィア・グティエレス (Indian
解説
内戦爪痕生々しいサラエヴォ主な舞台に、世界和解に向けた問題提起差し出作品監督脚本出演は「愛の世紀」のジャン=リュック・ゴダール撮影は「愛の世紀」「NOVO/ノボ」のジュリアン・ハーシュ美術は「そして愛に至る」などの監督でもあるアンヌ=マリー・ミエヴィル録音は「パッション以来ゴダール作品常連であるフランソワ・ミュジー共演は「パピヨンの贈りもの」のナード・デュー、ほか実名作家芸術家多数登場する。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
第一部地獄編〉夥しい戦争映像モンタージュが展開される。〈第二部・煉獄浄罪界)編〉サラエヴォ。”本の出会い“というイベントに招かれた映画監督ゴダールジャン=リュック・ゴダール)は、講義の中で、イスラエルパレスチナユダヤイスラム非対称性を例に取り世界支配する対立構造捉え直す試みについて言及する。退屈しはじめ学生たちの中で、女子学生オルガナード・デュー)はひとつの決心をする。彼女は空港で、自ら編集した映像の収まったDVDゴダールに手渡そうとする。自宅に帰って庭いじりをしているゴダール元にオルガ叔父である通訳ラモスロニー・クラメール)から、オルガイスラエル自爆テロリスト間違えられて射殺されたという知らせが届いた。〈第三部・天国編〉ゴダール殉教に至ったオルガのために用意した安息世界ボールなしでビーチバレー興じる若者たちの姿。そしてアメリカ兵に守られた小川のせせらぎを、明る日差しを受けてオルガが歩いてゆく。


ウィキペディア

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アワーミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/01/30 07:17 UTC 版)

アワーミュージック
Notre musique
破壊された国立図書館でチェロを弾く人、1992年
監督 ジャン=リュック・ゴダール
製作総指揮 アラン・サルド
ルート・ヴァルトブルゲール
製作 ペリフェリア
フランス3・シネマ
アッヴェントゥーラ・フィルム
テレヴィジオン・スイス・ロマンド
ヴェガ・フィルム
スイス連邦内務省 (DFI)
カナル・プリュス
脚本 ジャン=リュック・ゴダール
出演者 サラ・アドラー
ナード・デュー
ジャン=リュック・ゴダール
音楽 ジャン・シベリウス
アレクサンドル・クナイフェリ
ハンス・オッテ
ケティル・ビヨンスタッド
メレディス・モンク
コミタス
ジェルジー・クルターク
ヴァレンティン・シルヴェストロフ
ピョートル・チャイコフスキー
トリグヴェ・サイム
アルヴォ・ペルト
アヌアル・ブラヒム
デイヴィッド・ダーリング
撮影監督 ジュリアン・イルシュ
ジャン=クリストフ・ボーヴァレ
編集 ジャン=リュック・ゴダール
配給 フランスの旗 レ・フィルム・デュ・ローザンジュ
日本の旗 プレノンアッシュ
公開 フランスの旗 2004年5月19日
スイスの旗 2004年6月2日 仏語圏 / 9月23日 独語圏
ベルギーの旗 2004年10月27日
アメリカ合衆国の旗 2004年11月24日 ニューヨーク市
スペインの旗 2005年1月14日
ブラジルの旗 2005年1月28日 限定公開
ギリシャの旗 2005年2月11日
トルコの旗 2005年4月22日
スウェーデンの旗 2005年5月6日
イギリスの旗 2005年5月20日
メキシコの旗 2005年8月26日 メキシコ・シティ
日本の旗 2005年10月15日
オーストリアの旗 2006年3月31日
大韓民国の旗 2006年9月7日
アルゼンチンの旗 2006年9月14日
上映時間 80分
製作国 フランスの旗 フランス / スイスの旗 スイス
言語 フランスの旗 フランス語
アラビア語
イギリスの旗 英語
イスラエルの旗 ヘブライ語
ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 セルビア・クロアチア語
スペインの旗 スペイン語
allcinema
キネマ旬報
IMDb
  

アワーミュージック』(仏語 Notre musique、「私たちの音楽」の意)は、2004年(平成16年)製作・公開、ジャン=リュック・ゴダール監督によるフランススイス合作の長篇劇映画である。

目次

概要

愛の世紀』(2001年)以来3年ぶりのジャン=リュック・ゴダールの長篇劇映画である。同作の発表以降に起きたアメリカ同時多発テロ事件の現代世界を描く[1]。1992年(平成4年)に勃発したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争をきっかけに、ヴェトナム戦争時の『ジェーンへの手紙』(1972年)と同一の手法で、1枚の報道写真をもとに2分の短篇映画『たたえられよ、サラエヴォ』(1993年)を発表して以来、10年を経て、ゴダールはボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエヴォの地に降り立った。

カメラ・アイ』(オムニバス映画『ベトナムから遠く離れて』、1967年)のときにはヴェトナムに近づけず、『勝利まで』(1970年)のときにはヨルダンパレスチナに密着したが、取材している相手の人物が途中で殺されてしまい完成できなかったというゴダールと戦争と映画の歴史がある。

本作はダンテ・アリギエーリ叙事詩神曲』(1304年 - 1321年)と同様に、「王国1:地獄」、「王国2:煉獄」、「王国3:天国」の3部で構成されている。「王国1:地獄」は、現在と過去の戦争のドキュメンタリ映像とフィクション劇映画の戦闘シーンのアーカイヴ・フッテージが、『ゴダールの映画史』(1988年 - 1998年)以来の手法でモンタージュされたもの、「王国2:煉獄」は、サラエヴォに呼ばれ、おとずれたゴダールが、学生たちに2枚の写真の関係を語り、交流するドラマ、「王国3:天国」では、スイスの自宅にいるゴダールが、第2部で出逢った若い女性の訃報を受けて思い描く天国である。

「王国1:地獄」篇には、原爆投下直後の広島の映像のほか、北村龍平監督の『VERSUS』(2001年)のカットが含まれている[2]

「王国2:煉獄」篇に登場する、ナード・デューが演じる女子学生オルガ・ブロツキーのキャラクターは、『中国女』(1967年)でレックス・ド・ブリュインが演じるキリロフ同様、フョードル・ドストエフスキーの小説『悪霊』(1871年 - 1873年)の登場人物・キリーロフをモデルに造形した[2]。カフェで語るオルガのセリフは『悪霊』からの引用である[2]

「王国3:天国」篇に登場するアメリカ兵が聴いているラジオは、1975年(昭和50年)に日本で製造された「ナショナルクーガ115」の海外輸出仕様製品、「パナソニック GX-600」である。

ジル・ペクーが復興を手がけたスタリ・モスト、2004年復興後

本作には、ゴダールが本人として出演しているほか、ゴダールと同世代でスペインの行動派作家フアン・ゴイティソーロパレスチナ出身の詩人マフムード・ダルウィーシュ、フランスの哲学者ジャン=ポール・キュルニエ、フランスの小説家・彫刻家ピエール・ベルグニウ、フランスの建築家であり、ボスニア・ヘルツェゴビナ南部の都市モスタルで、本作の撮影当時スタリ・モストという橋の再建を手がけていたジル・ペクーが本人として、実名で出演している。同橋は本作の完成後の2004年6月23日に復旧工事が完成し、翌2005年には、ボスニア・ヘルツェゴビナ国内で初の世界遺産に登録された。インディアン・カンカンボの役で知られる舞台俳優フェルラン・ブラスも、本人の役でインディアン姿で登場する。

各国から多彩な人物が登場する本作は、ゴダールの話すフランス語を基調に、パレスチナ人アラビア語英語イスラエルヘブライ語、ボスニア・ヘルツェゴビナのセルビア・クロアチア語スペイン語と6か国語で語られるポリフォニックな映画である。

ロケ地は、サラエヴォのほか、ゴダールの自宅兼工房ペリフェリアのあるスイス・ヴォー州ロールレマン湖畔である。

スタッフ




  1. ^ allmusicサイト内の「アワーミュージック」の項の記述を参照。
  2. ^ a b c #外部リンク欄、プレノンアッシュによる日本語の本作公式サイトリンク先の記述を参照。二重リンクを省く。


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