アロエ属とは? わかりやすく解説

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アロエ

(アロエ属 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 14:56 UTC 版)

アロエ: Aloë)は、ツルボラン亜科アロエ属の植物の総称。多年草または、低木および高木となる多肉植物[1]、300種以上が知られている。南アフリカ共和国からアラビア半島まで広く分布するが、とりわけアフリカ大陸南部、およびマダガスカル島に集中し分布する。属名は、古代アラビア語のalloeh(苦みのあるの意)に由来し、葉に苦い汁があることにちなむ[1]。アラビア語でアロエを「ロエ」と発音したので、中国では漢字で音写した「蘆薈」とし、日本で音読みして「ロカイ」とも称した[2]。琉球方言では「どぅぐゎい」と称する。


  1. ^ a b c d e f g h i j k 土橋豊 1992.
  2. ^ a b c d e f g 田中孝治 1995.
  3. ^ 加藤真紀, 山口功、「Aloe vera (L.) Burm. f. ゲル中のアセトン抽出における有用な有機化合物の検索」『東京家政大学研究紀要 2 自然科学』 1997年 37巻 2号 p.39 - 42, ISSN 0385-1214, 東京家政大学
  4. ^ a b c d e f g h i j k 馬場篤 1996.
  5. ^ a b c d e f g 耕作舎 2009, p. 17.
  6. ^ a b c 川原勝征 2015, p. 118.
  7. ^ 貝津好孝 1995, p. 11.
  8. ^ 生活衛生ニュース アロエ(Aloe) ~医薬品や食品素材としての利用~”. 株式会社 静環検査センター. p. 1. 2023年9月11日閲覧。
  9. ^ 聖書本文検索 - 聖書協会ホームページ2022年10月25日検索。
  10. ^ Biblia Sacra Juxta Vulgatam Clementinam.Divisionibus, summariis et concordantiis ornata. Denuo ediderunt complures Scripturæ Sacræ Professores Facultatis theologicæ Parisiensis et Seminarii Sancti Sulpitii. Typis Societatis S. Joannis Evang. Desclée et Socii, Edit. Pont. Romæ – Tornaci – Parisiis 1956. - なお、ルター訳聖書では、>Aloes/Aloen<は、箴言、雅歌、ヨハネによる福音書の3か所と詩編の計4か所で使われている。民数記では、 »Hütten »と訳され、ラテン語訳聖書と対応している。現代ドイツ語訳聖書では、箴言、雅歌、ヨハネによる福音書、詩編の4か所だけでなく、民数記でも>aloe(s)<が使われている。ルター訳の語注には「香りのよい木で、その樹脂は香料として使われた」( »wohlriechendes Holz, dessen Harz als Duftstoff verwendet wurde » )とある一方で、現代ドイツ語訳聖書の語注には「高価な、香りのよい木で、細かくすりつぶして(死体の)防腐処理に使われた(ヨハネによる福音書 19,39)」( »ein kostbares, wohlriechendes Holz, das fein zerrieben zur Einbalsamierung gebraucht wurde (Joh.19,39)» )と記されている。D.Martin Luther: Die gantze Heilige Schrifft Deudsch. Wittenberg 1545. Nachdruck München: Rogner & Bernhard = Darmstadt: Wissenschaftliche Buchgesellschaft 1972. - Die Bible. Nach der deutschen Übersetzung D. Martin Luthers. Evangelische Haupt-Bibelgesellschaft zu Berlin 1955.
  11. ^ Wolfram von Eschenbach, Parzival. Bd.II. Nach der Ausgabe Karl Lachmanns revidiert und kommentiert von Eberhard Nellmann. Übersetzt von Dieter Kühn. Frankfurt am Main: Deutscher Klassiker Verlag 1994 (ISBN 3-618-66083-9), S.571,Kommentar zu 230,11. ‐ なおネルマンは、「中世においてアロエは治療薬とされた」とコメントしている。
  12. ^ ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『パルチヴァール』(加倉井粛之、伊東泰治、馬場勝弥、小栗友一 訳) 郁文堂 1974年 ISBN 4-261-07118-5。改訂第5刷 1998年、121頁下(230詩節)と257頁上(484詩節)。
  13. ^ ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ「ヴィレハルム」第一巻・第二巻(伊東泰治・馬場勝弥・小栗友一訳)名古屋大学教養部紀要17輯 1973年、128頁、69詩節。
  14. ^ ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『ヴィレハルム』第八巻(伊東泰治・馬場勝弥・小栗友一・松浦順子・有川貫太郎訳)名古屋大学教養部・名古屋大学語学センター 紀要C(外国語・外国文学)22輯 1978、132頁、375詩節と同134頁、379詩節。
  15. ^ ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『ヴィレハルム』第九巻(伊東泰治・馬場勝弥・小栗友一・松浦順子・有川貫太郎訳)名古屋大学教養部・名古屋大学語学センター 紀要C(外国語・外国文学)23輯 1979、182頁、444詩節。
  16. ^ a b c 小学館日本大百科全書』「アロエ」—長沢元夫、高林成年、湯浅浩史。
  17. ^ a b アロエ(俗名) - 素材情報データベース<有効性情報>(国立健康・栄養研究所
  18. ^ 早川智「II.クリニカルカンファランス 3.東洋医学 2)妊娠期, 産科領域における漢方薬の使用」(PDF)『日本産科婦人科学会雑誌』第53巻、第9号、日本産科婦人科学会、N-236 - N-240頁、2001年9月。 オリジナルの2005年12月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20051224112034/http://www.jsog.or.jp/PDF/53/5309-236.pdf2007年12月19日閲覧 


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