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アレクサンドル・アファナーシェフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/13 09:00 UTC 版)
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アレクサンドル・ニコライェヴィチ・アファナーシエフ(Александр Николаевич Афанасьев、1826年7月11日 - 1871年10月23日)はロシアの民俗学者。ロシア民話研究の第一人者で、「ロシアのグリム兄弟」とも称される。
600以上の民話・伝承を編纂しており、その数は世界で最も多い。[1]
目次 |
生涯
ヴォロネジのギムナジウムからモスクワ大学法学部へ進学し、[2]コンスタンチン・カヴェーリンやティモフェイ・グラフノスキーから講義を受ける。彼は中世ロシア史の研究を行っていたが、セルゲイ・ウヴァーロフに反抗したため、大学での研究を続けられなくなった。
公文書館で働くが、活動家のアレクサンドル・ゲルツェンとの接触があったことから職を失う。貧しい暮らしの中で結核にかかり45歳でこの世を去る。
民話編纂
アファナーシエフは1850年頃からロシア民話への関心を強めた。ウラジーミル・ダーリやロシア地理学協会の資料などを基に編纂し、1855年から1863年にかけて『ロシア民話集』を刊行した。1865年から1869年にかけては、スラヴ人の自然観についてまとめた『スラヴ人の詩的自然観』を刊行した。『ロシア滑稽譚』は猥雑さや教会批判などから検閲を免れられないため、ジュネーヴで刊行された。[3][4]
重要性
アファナーシエフ以前はロシア民俗研究はあまり成されなかった。10世紀に教会スラヴ語で記録されるようになったが、教会の慣習にかかわるものが主であり、19世紀頃まで民俗的物語は文字に残されなかった。アファーナシェフの編纂は民俗研究にとって価値の高いものであり、ニコライ・リムスキー=コルサコフやイーゴリ・ストラヴィンスキーの芸術作品にも大きな影響を与えている。[5]
関連項目
- ^ Riordan, James. “Russian Fairy Tales and Their Collectors.” A Companion to the Fairy Tale. Ed. Hilda Ellis Davidson and Anna Chaudhri. Cambridge: D.S. Brewer, 2003. Page 221.
- ^ Zipes, Jack. Afanasyev, Aleksander. "The Oxford Companion to Fairy Tales." Oxford: Oxford University Press, 2000.
- ^ Zipes, Jack. Afanasyev, Aleksander. "The Oxford Companion to Fairy Tales." Oxford: Oxford University Press, 2000.
- ^ Haney, Hack V. :Mr Afanasiev's Naughty Little Secrets: Russian Secret Tales." SEEFA Journal, Vol. III, No. 2, Fall 1998. 21 April 2007 [1].
- ^ Riordan, James. “Russian Fairy Tales and Their Collectors.” A Companion to the Fairy Tale. Ed. Hilda Ellis Davidson and Anna Chaudhri. Cambridge: D.S. Brewer, 2003. Page 219.
固有名詞の分類
| 文献学者 |
フリードリヒ・ニーチェ フランシス・ジェームズ・チャイルド アレクサンドル・アファナーシェフ 豊島正之 伊藤英人 |
| 民俗学者 |
カーメン・ブラッカー ゲオルク・フォルスター アレクサンドル・アファナーシェフ ニコライ・リヴォーフ 聞一多 |
