アリアンロッド・サガ・リプレイとは? わかりやすく解説

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アリアンロッド・サガ・リプレイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/02 03:33 UTC 版)

アリアンロッド・サガ・リプレイ』は、F.E.A.R.によるアリアンロッドRPGリプレイ。『アリアンロッド・サガ』シリーズで、最も先行して世に出たリプレイシリーズ。通称『サガ無印』もしくは『無印』。GMおよび著者は菊池たけし[1]。イラスト担当は佐々木あかね


  1. ^ ただし、第6話「ファントムレイダーズ」は菊池たけし、鈴吹太郎、田中信二(勝負審判を兼ねる)の3人GM制、第8話「白竜王国の光と影」は鈴吹太郎(菊池はプレイヤーとして参加)、ファンブック収録の「母からのメッセージ」は関根博寿(リプレイ執筆は大畑顕)。
  2. ^ 商業リプレイは初めてだが、「声優TRPG部」を立ち上げるほどTRPGはやり込んでおり、初顔合わせのときに持参したキャラクターは、その時点で既に矢野に「基本的に直すところはない」と言わしめた。
  3. ^ 『サガ無印』7巻p14。
  4. ^ リプレイでは、『サガ無印』4巻のプリプレイで菊池が使った程度。
  5. ^ 《ハーフブラッド》《マジックセンス》を持っているためなのだが、オーギュストとティナは二人ともヒューリンである。
  6. ^ プレイヤーの大竹は、『サガ無印』に参加するまでもっぱらダンジョン探索系のシナリオを遊んでおり、物語を作る形のセッションはあまり経験がなかった(『サガ無印』1巻26p)。「殺意」をネタにされることについては「戦闘が好きなだけ」と語っている。
  7. ^ セッション中のプレイヤー発言や『タクティクスガイド』では「フェリタニアの主砲」「連合王国の戦略超兵器」「歩く大陸間弾道弾」と言ったおかしな呼び名がついている。
  8. ^ また、2話に登場する、アヴェルシア王家の残した竜輝石を封じていたダンジョンもまたPCを殺す気満々のトラップが満載だった為、「アヴェルシア王家(貴族)は殺意が高い血筋」との認識を受けてしまっている。
  9. ^ なお、このセオリーは『ブレイク』や『レジェンド』でも実際に戦略として有効視されている。アコライトはダメージの軽減や回復、行動値の底上げなど強力な支援を一手に引き受ける傾向が強く、このスキルを持ったキャラクターを先に落とすのは事実、有効でもある。
  10. ^ これらはオーギュストの意思によるものだったが、ティナに諭されて翻意したため、これらの試みをヒューバードが独自に引き継ぐことになる。
  11. ^ キンバリーには「アルディオンの青き閃光」なる妙な二つ名で呼ばれていた。アルは赤い髪に琥珀色の瞳をしており、何故「青」になったかは不明。
  12. ^ この経緯および事件の真相は『ノベル』シリーズで語られている。
  13. ^ 『ブレイク』2巻にて初出。その後『サガ無印』4巻で語られた話によれば、弟子入り自体はアルの方が早かったが、修行時代、アルはナーシアに一度も勝てなかった、とのこと。
  14. ^ 簡単に約束はしないし、一度した約束は必ず守るとまで言うくらいである。
  15. ^ 『ノベル』2巻の記述より。また『無印』9巻でも「ちっこい犬が苦手」と語っている。ドラゴンであるヤンヤンも苦手な所を見ると、どうも外見が犬のような生き物も苦手らしい
  16. ^ 『デスマーチ』1巻では、マルセルがアルの弱点として「犬」「女性」「いつの間にか捕まっている」を挙げている。実際同巻において、バルムンクの情報を追っている最中にドジを踏んで敵に捕まってしまっていたこともある(PCにアルの義妹ができたことを知ったGMのアドリブによる登場だった。なおこのときはエンジェルファイヤーにより救出されている)。義妹アキナの彼に対する印象は「ドジッ娘」らしい。
  17. ^ 「陛下はアル殿の嫁になると巷で評判(無印2巻・ナヴァールの発言)」「そっちの方が仲いいと思う(無印4巻・ナーシアの発言)」など。他にもエルゼリエがピアニィをアルの嫁と思い込む(無印2巻)、宿屋では部屋を1つだけ用意される(無印4巻)など。
  18. ^ アルは師匠テオドールが目指した「邪神の御子を斬る」事を代わりに果たすと誓っており、ピアニィを斬ればそれが叶う状態だった。
  19. ^ 同巻あとがきにて今回矢野が相当な気合を持って収録に挑んだという事が記載されている。矢野はリプレイプレイヤーとしては恋愛フラグ潰しとして知られており(代表格は柊蓮司)、この告白を不意打ちで聞いたピアニィ(むしろプレイヤーの大竹みゆ)のうろたえは相当なものだったということが「ふぃあ通」等で語られている。
  20. ^ アルはピアニィと共にアヴァロンに残ろうとし(これは「邪神の御子を斬る」事を諦めることでもある)、ピアニィはアルディオンの平和の為アルディオンに帰ることを望んでいた。
  21. ^ 心眼で視覚をフォローし、更に異様に鋭い他の感覚で補っているため行動に支障はない
  22. ^ ホウ統の最期にかけて「鳳雛」を「死亡フラグ」扱いしている。実際のところ、彼の二つ名がどちらなのかは未だにはっきりしておらず、『ブレイク』では基本的に「鳳雛」だが、『デスマーチ』では両方使われている。また、『サガ無印』では敵方の認識が「鳳雛」だったり「臥龍」だったりと一定しない(これはステラも同様)。
  23. ^ 「世界の秘密と真実」については、鈴吹は「共に幸せな未来を」まで決めていなかった。最終的には『タクティクスガイド』の記述をベースとした「アルディオン大陸の成り立ち、セインの移住、”邪神の御子”率いる魔族の侵攻、セフィロスと”邪神の御子”の封印、アインとアイン・ソフ、バルムンクの発端」となっている。『サガ無印』7巻p205-207。
  24. ^ GMは「戦乱のプリンセス」において鈴吹がロールプレイしたナヴァールの過去をあてにしていたのだが鈴吹は「シナリオを知らないのに深い設定を決められるか」と全く考えていなかったことを暴露。結局その場で結論は出なかった。
  25. ^ 『サガ無印』8巻での読者募集の結果を受けてのことである。なお30通を越す応募が寄せられた。
  26. ^ 初代統一帝ウルフリックの妻である。かつての統一帝国である「フェリタニア」は彼女の名から付けられた。
  27. ^ 右目が神、左目が邪神の目となっている。その為目を閉じていないといけないという設定が後付けで加わった
  28. ^ ひとつの石の所持者を助けるという運命が科せられるという。
  29. ^ なお斬られたときに邪神の力は消え去ったという。
  30. ^ MPを消費することで類別が「魔術」であるスキルの効果を高める能力を持つ装備。ピアニィから下賜されたらしい。
  31. ^ 基本的にはNPCだが、同シリーズにはナヴァールのプレイヤーでもある鈴吹も参加しているため、しばしばGMから乗っ取る形で鈴吹自身がナヴァールを担当することもある。
  32. ^ 『ノベル・デスマーチ』では、浮いている理由は「アルディオン大陸の勢力図を俯瞰で眺めるため」となっている。
  33. ^ 「巨星、立つ」エンディングでのピアニィの決断を受けた形である。
  34. ^ なおシーフ/ニンジャだった『アリアンロッド・リプレイ』からキャラクタークラスが大きく変わっている。プレイヤーの大畑によれば、リビルドに当たって1レベルからデータを組み直したところ、ニンジャスキルを全て失い、シーフスキルも半分くらいしか残らなかったとの事。なお、作中では「フェルシアに(スキルを)取り上げられた」と表現している。
  35. ^ 元の船はレイウォールの貿易港ヘクスフォードに無事到着したことが「メルトランド戦役(後編)」で描写されている。
  36. ^ 日頃の言動もあって、彼女が「クラン=ベルの四英雄」であることはほとんどの者からは単なるホラ話扱いされているが、エルザ(『サガ無印』6巻p72)やノーデンス(『サガ無印』7巻p191)、ヒューバード(『サガ無印』6巻p280)は事実と認識していた節がある。
  37. ^ 新たに装備した「アサシンガーブ」は攻撃力が上がる代わりに他の防具が装備不可となる為。
  38. ^ 『サガ無印』2巻p198にてスリスはその旨をピアニィに告げていた。
  39. ^ 『サガ無印』2巻p109。
  40. ^ 『サガ無印』2巻p198。
  41. ^ 『サガ無印』p198。
  42. ^ 「メルトランド戦役(前編)」でウォーロードのスキル「ディフェンスライン」でベネットを吹き飛ばしている描写がある。菊池の持ち味であるギャグ描写の一環らしいが、プレイヤーにとってはかなり印象に残ったらしく、「世界が変わる日」のセッションで、矢野や大畑はエルゼリエの戦力修正値が「0」になっていることを悔しがっていた。
  43. ^ ファンブック『Fellowship of Stone』収録のシナリオ「決死の伝令」のネルソンの紹介記事による。
  44. ^ この時、もう一つの勝利の決め手となったのは、ピアニィがその身を呈して、リシャールの攻撃からアルをかばったこと。ゲーム的には勝利条件を満たすに足る見事な判断ではあったのだが、アルの立場的には「守るべき対象を危険にさらしてしまった」ことにほかならず、リシャールにもそのことを非難され、またアルの心に少なからぬ後悔を残すことになってしまった。
  45. ^ 作中ではわかりやすく「国王代理」と表記されている。
  46. ^ 無印8巻後書きでは「ピアニィズ」とあだ名されている。
  47. ^ ゲームデータとしては、「シーンに登場した任意の人物を全て死亡させる」という特殊能力を有している。この能力は『アルディオン大陸ガイド』に記述されているレジェンドアイテム「戦士の石」(=武勇の竜輝石)とほぼ同じである。《鬼神の波動》と言うパッシヴスキルだが、「巨星、立つ」の大規模戦闘ではバランスを取るため効果が変更され、「セットアッププロセスにおいて、ベルフトとエンゲージしているキャラクターを全員戦闘不能にする」というものになった。
  48. ^ 「サガ無印」3巻において転進命令が来た際に拒否したが、ヒューバード直々の命令と聞き、「兄貴直々の命令ならば仕方がない」と明らかに動揺した様子で応じている。
  49. ^ ただしこれはベルフト個人ではなく、彼の母親の家系と、部下である統合兵站本部長アメリア・ルアニー(『タクティクスガイド』公式NPC)の教えによるもののようで、『ゲッタウェイ』1巻においては従妹のリディルも同様に手芸の腕前を強調されている。
  50. ^ 読者投稿キャラ。“純白の聖女”と呼ばれている。
  51. ^ 「ステラ奪回」において、GMの菊池は当初「カテナの面倒を見ていた」という形で演出していたが、カテナのプレイヤーの久保田から「カテナの設定年齢(エルダナーンであり、帝紀812年現在で95歳)を忘れている」と指摘され、その場で急遽変更した。
  52. ^ 「反乱の日」でヤンヤンが初めて人語を発したシーンで、GMの菊池は「NPCが多いから声のバリエーションがもうそれしか残ってない」と述べている。
  53. ^ 公式ルールにこのスキルは存在しない。GMの菊池のアドリブである。
  54. ^ 『サガ無印』1巻の時点ではピアニィのミドルネーム「ルティナベール」が母・ティナから受け継いだものという設定だったはずだが、『ゲッタウェイ』1巻ではこのように明記されている。設定変更があったのか、単なる藤井GMの勘違いなのかは不明。
  55. ^ アヴェルシアを継承する形でフェリタニア王となったピアニィをアヴェルシア王としてカウントした場合。
  56. ^ のちにモンドーラであることが明らかになる。
  57. ^ 『エリンディル・レジェンドガイド』によれば、この後ガーベラはこの一件を恥じて修行の旅に出たとのことである。
  58. ^ 共に『サガ・トラベルガイド』p129。
  59. ^ 『サガ・トラベルガイド』p129、『タクティクスガイド』p131。


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