アメリカ合衆国武官組織

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アメリカ合衆国武官組織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/03/04 03:57 UTC 版)

アメリカ合衆国武官組織 Uniformed services of the United States
各組織のエンブレム
派生組織	陸軍 海兵隊 海軍 空軍 宇宙軍 沿岸警備隊 公衆衛生局士官部隊 海洋大気庁士官部隊
指揮官
大統領	ジョー・バイデン
国防長官	ロイド・オースティン
統合参謀本部議長	チャールズ・ブラウン・ジュニア
関連項目
歴史	アメリカ合衆国の軍事史
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アメリカ合衆国武官組織（アメリカがっしゅうこくぶかんそしき、英: Uniformed services of the United States）は、アメリカ合衆国が有する8つの武官組織 (Uniformed services) で、合衆国法典第10編により以下の6軍 (armed forces) と2部隊が定義されている^[1][2]。

1. 陸軍（国防総省・陸軍省^[3][1]）
2. 海軍（国防総省・海軍省^[3][1]）
3. 海兵隊（国防総省・海軍省^[3][1]）
4. 空軍（国防総省・空軍省^[3][1]）
5. 宇宙軍（国防総省・空軍省^[3][1]）
6. 沿岸警備隊（国土安全保障省^[3][1]）
7. 海洋大気庁士官部隊（商務省海洋大気局^[4]）
8. 公衆衛生局士官部隊（保健福祉省公衆衛生局^[5]）

海洋大気庁士官部隊と公衆衛生局士官部隊は、以下の定めがある。

• 階級・制服・階級章は、「Admiral（英語版）」など海軍式^[2][6][7]とする。
• 給与、ジュネーブ諸条約に基づく捕虜としての待遇、ともに軍同等^[8][9]とする。
• アメリカ軍の指揮下で活動したときのみ、軍法の対象となる^[10]。
• 現在は士官のみで構成され、下士官や兵員の所属はない^[2]。

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b c d e f g} 合衆国法典第10編第101条 10 U.S.C. § 101
2. ^ ^{a b c} DAVID VERGUN (2019年3月18日). “What's in a Name? Demystifying the Collective Services”. Department of Defense. 2019年7月14日閲覧。
3. ^ ^{a b c d e f} 合衆国法典第10編第111条 10 U.S.C. § 111
4. ^ 合衆国法典第33編第3001条 33 U.S.C. § 3001
5. ^ 合衆国法典第42編第203条 42 U.S.C. § 203
6. ^ 合衆国法典第33編第3001条 33 U.S.C. § 3001-合衆国法典第33編第3004条 33 U.S.C. § 3004
7. ^ 合衆国法典第42編第207条 42 U.S.C. § 207
8. ^ 合衆国法典第37編第201条 37 U.S.C. § 201
9. ^ Department of Defense (2012年4月16日). “Identification (ID) Cards Required by the Geneva Conventions” (PDF). 2019年7月14日閲覧。
10. ^ 合衆国法典第10編第802条 10 U.S.C. § 802

表 話 編 歴 アメリカ軍
指揮官	大統領 国防長官 国防副長官 陸軍長官 海軍長官 空軍長官 統合参謀本部議長
行政組織	国防総省 ペンタゴン 陸軍省 海軍省 空軍省 統合参謀本部 国土安全保障省 退役軍人省
軍種	陸軍 海軍 空軍 宇宙軍 海兵隊 沿岸警備隊
カテゴリ

表 話 編 歴 アメリカ合衆国保健福祉省の下部組織
保健福祉長官 - 保健福祉副長官（英語版）
保健次官補（英語版） 配下の組織	公衆衛生局(PHS) - 児童家庭局（英語版）(ACF) - 高齢化対策局（英語版）(AoA) - 医療研究品質局（英語版）(AHRQ) - 毒性物質疾病登録局（英語版）(ATSDR) - 疾病予防管理センター(CDC) - メディケア・メディケイド・サービスセンター（英語版）(CMS) - 食品医薬品局(FDA) - 保健資源事業局（英語版）(HRSA) - インディアン衛生局（英語版）(IHS) - 国立衛生研究所(NIH) - 薬物乱用精神衛生局（英語版）(SAMHSA)	US HHS
プログラム	米国国家毒性プログラム