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アイオロスの球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/03/04 06:12 UTC 版)

ヘロンの「アイオロスの球」の図

アイオロスの球(アイオロスのたま、aeolipile)またはヘロンの蒸気機関(ヘロンのじょうききかん、Hero engine)は、熱することでロケット[1]のように噴射して回転するジェットエンジン[2]である。紀元1世紀ごろ、アレクサンドリアのヘロンがこの装置を文献に記し[3]、多くの文献が彼が発明者だとしている。

ヘロンの描いたアイオロスの球は、世界初の蒸気機関または蒸気タービンとされている[4]。"aeolipile" の語源はギリシア語の "aeolos"(アイオロス)と "pila"(球)で、アイオロスはギリシア神話の風の神である。

アイオロスの球は、紀元前1世紀にウィトルウィウスが『建築について』で記述しているが、回転についての描写がないため、同じ装置を描写しているのか、アイオロスの球の元になった装置なのか不明である[5]


  1. ^ NASA Glenn Learning Technologies Project (LTP)
  2. ^ jet engine
  3. ^ a b c "Pneumatica: Section 50 – The Steam Engine"
    from The Pneumatics of Hero of Alexandria (1st century AD), translated from the original Greek by Bennet Woodcroft (Professor of Machinery in University College London) published 1851 by Taylor Walton and Maberly (London) – online edition accessed 2009-07-03
  4. ^ "turbine." Encyclopedia Britannica. 2007. Encyclopedia Britannica Online. 18 July 2007.
  5. ^ a b c d "De Architectura": Chapter VI (paragraph 2)
    from "Ten Books on Architecture" by Vitruvius (1st century BC), translated by Bill Thayer, published 17, June, 08 [1] accessed 2009-07-07
  6. ^ Aeolipile


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