わらじ曳き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 09:03 UTC 版)
わらじ曳き(わらじひき)は三重県志摩市大王町波切の波切神社で行なわれる祭。様式の希少さと伝統が認められ、1971年(昭和46年)3月17日に「波切のわらじ曳き」として三重県無形民俗文化財に指定された[1]。通称「わらじ祭り」。波切に伝わる古文書には「葦夜権現之祭祀」などと記されている。
- ^ 『みんなで、守ろう!活かそう!三重の文化財(国・県指定文化財一覧・伊勢・志摩地域)[リンク切れ]』 - 「波切のわらじ曳き」
- ^ 『波切の神祭り』5ページ。原文では大王島ではなく大奥嶋。大王島は大王崎付近にある岩礁で、古くは「イヤが島」と呼ばれていたが、八大竜王信仰で大王島・大王岩などと呼ばれた後に大奥嶋になり、再び大王島と呼ばれるようになったと『波切の神祭り』8ページで考察されている
- ^ 『波切の神祭り』11ページ
- ^ 『波切の神祭り』4ページで『松井兵太夫家文書』とされる。享保7年と書かれた箱に入れられていたことから享保7年(1722年)に書かれたとされている。
- ^ 『波切の神祭り』5ページでは『仙遊寺文書』とされている
- ^ 『鳥羽志摩の民俗』(岩田準一著、中村幸昭発行、1970年)225ページ。昭和4-19年の岩田の活動を鳥羽水族館設立者の中村が発行した書籍
- ^ 『鳥羽志摩の民俗』227ページ
- ^ 『志摩町史』558ページ(志摩町史編纂委員会編、志摩町役場発行、1978年)、海から一またぎで和具へ上陸したという。2004年発行の『志摩町史改訂版』でも記述は同様
- ^ 『三重のむかし話』116ページ(三重県小学校国語教育研究会編、日本標準発行、1978年)相差から波切へダンダボシが一またぎしようとしたという
- ^ 『三重のむかし話』169ページ
- ^ 『日本の伝説32 伊勢・志摩の伝説』(駒敏郎、花岡大学著、角川書店発行、1979年)166ページ「だんだらぼっちと大わらじ」
- 1 わらじ曳きとは
- 2 わらじ曳きの概要
- 3 参考文献
- わらじ曳きのページへのリンク