また‐ぞろ【又▽候】
またぞろ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 18:33 UTC 版)
『またぞろ。』(英:YET AGAIN GIRLS COMEDY)は、幌田による日本の4コマ漫画。『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて、2019年12月号から隔月で4度のゲスト掲載の後、2020年8月号から2023年9月号にかけて連載された[1]。留年により2度目の高校1年生を送ることになった3人と新入生1人による4人組の日々の模様を描いた作品で、単行本1巻の作品紹介で用いられたフレーズは「人間へたくそ青春コメディ」[2]。「次にくるマンガ大賞」コミックス部門に2021年[3]、2022年[4]と二度ノミネートされた。
注釈
- ^ 女子大学付属校で女子校。中学生時代の楓からすれば「高嶺の花」だが、麻里矢からすれば「滑り止め」でしかない程度の高校。貴子曰く、留年に関する規定は3年間で3回まで。
- ^ 中学生まで服装を選んでいたのは全て麻里矢。
- ^ テスト前日でも全く勉強しないまま寝てしまっていたが、夜中に巴に起こされ一夜漬けで勉強したおかげで赤点を免れた。
- ^ 前日寝ないまま登校していたために寝落ちしてしまった。
- ^ 正確には実行委員補佐係なるものを楓がでっち上げた。ただ実行委員は補佐が必要なほどに忙しくはないため実質的に無職。
- ^ 麻里矢曰く、10あげたら10受け取ってくれるような子。
- ^ 現在も左胸下に手術痕が残っている。
- ^ 本人曰く「趣味兼バイト」。写真家としては人も風景も撮影することが多い。しかし巴自身は充希に指摘されるまで「言わない方が面白いかと思って」プロの写真家であることを殊たちに黙っていた。
- ^ 貴子からは「そんな不器用なヤツじゃないわよ」とも述べられており、単にカメラ活動だけが理由でないことも示唆されている。
- ^ 去年の三学期にした貴子との約束を忘れていたり、楓と遭遇した出来事を忘れていたりと。
- ^ 後に趣味で仕事になるカメラは幼稚園時代に父の研究分野の影響で触れ始めた。
- ^ 好きなものは焼きそばパン、焼きそば定食、ラーメンライスなのに対して、嫌いなものは焼き魚、牛肉、チーズ、高野豆腐、桜系のお菓子、ココナッツ、甘すぎる飲み物、キャベツ、トマト、ピーマン、ニンジン、セロリ、ブロッコリー、小松菜、アスパラガス、きゅうり、ごま、インゲン、なす、ししとう等々。
- ^ 始業式で巴と再会した時、楓は「これから時間をかけてじっくり思い出してもらうので」としていた。
- ^ 写真部が文化祭のアルバムを作るため去年の作例を出して欲しいと楓を通じて頼まれて確認してた時に去年楓と撮ったポラロイド写真が出てきたことで思い出すに至る。
- ^ 店の名前は「本格カレーの店 がじゅまる」。常連の巴はいつも焼きそば定食を頼んでいる。ほかに貴子や充希と一緒に行った描写がある。
- ^ 巴としてはテキトーに答えたつもりだった。
- ^ 朝が苦手なために早く起きられないため。
- ^ 中間試験で赤点を4つも取るほど。
- ^ 頻繁にコロコロ変わるが現在比較的ハマってるものはというニュアンスに近い。
- ^ 詩季が発熱で休んだため殊はモーニングコールを受けられず、寝坊したであろうことが示唆されている。楓は「土曜日に遅刻してまで午前授業に出るのはコスパが悪い」と開き直っていた。
- ^ ごく親しい友人からはメガちゃん(メガジョッキ)ちゃんと呼ばれていた。後述にもあるようにお酒好きであることに由来していたのだろう。
- ^ 一時期は真剣にバーテンダーの進路を考えており、カクテルにも非常に凝っていた。
- ^ 大学では上述のように日本文学を専攻し、文学サークルに入っていたこともあった。
- ^ 好きな技は足刀蹴り。なお空手の腕前は劇中では主に巴への暴力という形で片鱗が見られる。
- ^ 家族の身長は普通だが曾祖父が高身長だったらしい。
- ^ 巴曰く地雷であるらしく、その話題に触れられると表情が暗くなる。
- ^ 楓曰く、「美術部には万物がある」と生徒の間で噂になっているらしい。さらに美術部倉庫には四次元空間が広がっており部員以外が入ってしまうと二度と戻って来れない噂まである。果ては手作りサラダを作れるほどの新鮮な野菜が採れる畑や剣道具一式までが存在しており、校内有数の謎の組織になっている。ちなみに美術部所蔵の防具に刻まれた名前は小山内・星野・久野・津田・蓮見。
- ^ 描写された限りでは、割り箸、しゃもじ、チョコレート、水風船にサッカーボールを持っていた。
- ^ 散歩、アクセサリー作り、料理、ゲーム、ドラム演奏、立体アート等々。
- ^ 特にサーモン系。
- ^ 共学校であり、高校受験の際は麻里矢の第一志望だった。
- ^ 巴からは「金になる笑顔」と思われていた。
- ^ 親戚からは神童と呼ばれるほど。
- ^ 告白された回数は高1だけでも5回。なおつきあった経験はなくすべて断っている。
- ^ 麻里矢が殊が一人で自立できるように計画し監視していた。殊本人は麻里矢の期待をこれ以上裏切れないと彼女の計画に乗っていた。その反面、麻里矢の予備校の講義への欠席が増える、同級生の遊びの誘いも断るなど自身へのしわ寄せも相当行っていた。
出典
- ^ “高校1年生2回目の留年女子たちを描く「またぞろ。」きららキャラット新連載”. コミックナタリー. 2021年1月27日閲覧。
- ^ “またぞろ。 第1巻 - 作品紹介ページ - まんがタイムきららWeb”. www.dokidokivisual.com. 2021年4月26日閲覧。
- ^ “結果発表 - 次にくるマンガ大賞 2021”. KADOKAWA. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “コミックス部門 ノミネート作品 - 次にくるマンガ大賞 2022”. KADOKAWA. 2022年8月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 単行本第1巻, メロンブックス購入特典リーフレット.
- ^ a b c d 単行本第1巻, p. 33.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 22.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 64.
- ^ 単行本第1巻, p. 32.
- ^ 単行本第1巻, p. 37.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 76.
- ^ 単行本第2巻, p. 46.
- ^ 単行本第2巻, p. 90.
- ^ 単行本第1巻, p. 21.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 99.
- ^ 単行本第1巻, p. 35.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 96.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 62.
- ^ 単行本第2巻, p. 53.
- ^ 単行本第1巻, p. 52.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 53.
- ^ 単行本第1巻, p. 88.
- ^ 単行本第1巻, p. 85.
- ^ 単行本第1巻, p. 94.
- ^ 単行本第2巻, p. 45.
- ^ 単行本第1巻, p. 90.
- ^ 単行本第1巻, p. 28.
- ^ 単行本第2巻, p. 50.
- ^ 単行本第2巻, p. 57-60.
- ^ 単行本第1巻, p. 77-78.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 単行本第2巻, メロンブックス購入特典リーフレット.
- ^ 単行本第1巻, p. 97.
- ^ 単行本第2巻, p. 71.
- ^ 単行本第1巻, p. 103.
- ^ 単行本第1巻, p. 81.
- ^ 単行本第1巻, p. 102.
- ^ 単行本第1巻, p. 86.
- ^ 単行本第1巻, p. 45.
- ^ a b 単行本第1巻, p. 55.
- ^ 単行本第2巻, p. 72.
- ^ 単行本第1巻, p. 63.
- ^ 単行本第1巻, p. 106.
- ^ 単行本第1巻, p. 112.
- ^ 単行本第1巻, p. 114-115.
- ^ 単行本第1巻, p. 105-109.
- ^ 単行本第2巻, p. 67.
- ^ a b 単行本第2巻, p. 118.
- ^ 単行本第2巻, p. 112.
- ^ 単行本第2巻, p. 117.
- ^ 単行本第1巻, p. 8.
- ^ “またぞろ。│漫画の殿堂・芳文社”. houbunsha.co.jp. 2023年8月25日閲覧。
- ^ “高校1年生で留年した女子3人の人間へたくそ青春コメディ「またぞろ。」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月27日) 2022年6月27日閲覧。
- ^ “高1をもう一度やる留年生たちのきらら4コマ「またぞろ。」2巻、グッズも発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年6月27日) 2022年6月27日閲覧。
- 1 またぞろ。とは
- 2 またぞろ。の概要
- 3 脚注
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