三省堂 大辞林 |
ひととおり ―とほり 0 【一通り】
「―説明しておく」「―目を通す」「―のことは知っている」
(2)普通であること。世間並み。一応。
「―の教育はうけさせたつもりだ」「その苦心は―でなかった」「道具は―そろっている」
(3)一つの方法。
「やり方は―だけではない」
(4)一度通ること。
「ひととおり」の用例一覧
宮本百合子 再刊の言葉 (青空文庫)
婦人』の刊行は、非常に困難に陥りました。折角出来上った雑誌をそっくりそのまま警察の手で押えられるというひどいことなどもありました。当時『働く婦人』の編輯に働いていた人々は、男も女も、実にひととおり...
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宮本百合子 坂 (青空文庫)
屋上の天井はその頃何年か硝子がこわれたまんまで鉄骨が黒く月の明るみに出ていた。モスクワ市街が急激に様子を変えはじめて今はもうそこが立派に修理され、新聞社と出版労働者の倶楽部になって、夜は音楽が私の窓へもつたわって来るのである。 ひととおり...
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宮本百合子 古典からの新しい泉 (青空文庫)
いろの時代に文学は様々の解釈を下されて来ているが、それが人生の真のよろこびと悲しみとの姿を映したいと希う人間の精神のあらわれであるということについては、どんな解釈も文学としてのその本質を否定することは出来なかった。 世の中には随分巧な宣伝文や広告があってひととおり...
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