ねま・る

デジタル大辞泉

ねま・る

［動ラ四］

１ とじこもる。また、黙座する。

「—・りて物を思案することが大人の志のやうなぞ」〈史記抄・周本紀〉

２ すわる。また、ひれ伏す。

「これ軍右衛門が—・り申して手をつかへる」〈浄・宵庚申〉

３ くつろいで休む。

「お草臥(くたびれ)なら—・るべい」〈松の葉・二〉

４ 寝る。臥す。

「もう—・らまいか」〈滑・膝栗毛・五〉

５ 食べ物が腐る。〈日葡〉

北海道方言辞書

ねまる

ねま・る [動_ラ五] 座る。

下北弁辞典

ねまる

下北弁	意味	用例	用例の意味・備考
ねまる	座る	そごさねまれ。	そこに座れ。

津軽語辞典

ねまる

方言	意味
ねまる	座る、膝を折って座る等

隠語大辞典

ねまる

1. 平伏す、手をつくの意。遠江国浜松の方言。
2. 平伏す。詫る。手をつくの意。〔遠江の方言〕

分類 遠江の方言、遠江国浜松

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア小見出し辞書

ねまる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/20 00:28 UTC 版)

「富山弁」の記事における「ねまる」の解説

「座る」の意。

Weblio日本語例文用例辞書

「ねまる」の例文・使い方・用例・文例

• 喬木風にそねまる