なにの

デジタル大辞泉

なに‐の【何の】

読み方：なにの

［連語］《代名詞「なに」＋格助詞「の」》

１ 何々の。なんとかいう。

「—前司にこそは、などぞ必ずいらふる」〈枕・二五〉

２ どんな。いかなる。

「—面目にてか、また都にも帰らむ」〈源・若紫〉

３ （打消しや反語の意で）何ほどの。どれだけの。

「—咎(とが)か侍らむ」〈源・夢浮橋〉

「—かたき人にもあらず」〈和泉式部日記〉

４ （副詞的に用いて）

㋐どうして。なんで。

「荒磯はあされど—かひなくて潮に濡るるあまの袖かな」〈更級〉

㋑なんという。

「されば—よきことと思ひて」〈伊勢・六五〉

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「なにの」の例文・使い方・用例・文例

• 私は今まではそんなにのどかな光景を見たことがない。
• そんなにのろのろするな.