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映画情報

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しろばんば

原題:
製作国:日本
製作年:1962
配給:日活
スタッフ
監督:滝沢英輔 タキザワエイスケ
原作:井上靖 イノウエヤスシ
脚色:木下恵介 キノシタケイスケ
企画:大塚和 オオツカカノ
撮影:山崎善弘 ヤマザキヨシヒロ
音楽:斎藤高順 
美術:松山崇 マツヤマタカシ
編集:辻井正則 ツジイマサノリ
録音:太田六敏 
スクリプター:坂東正男 バンドウマサオ
照明:熊谷秀夫 クマガイヒデオ
キャスト(役名
島村徹  (伊上洪作)
北林谷栄 キタバヤシタニエ (おぬい婆ちゃ)
芦田伸介 アシダシンスケ (伊上捷作)
渡辺美佐子 ワタナベミサコ (伊上七重
畠山とし子 ハタケヤマトシコ (伊上小夜子
細川ちか子 ホソカワチカコ (曽祖母おしな)
清水将夫 シミズマサオ (祖父文六)
高野由美 タカノユミ (祖母たね)
芦川いづみ アシカワイヅミ (祖母さき子)
大場健二 オオバケンジ (叔父大五)
小田島久美子 オダジマクミコ (叔母みつ)
宇野重吉 ウノジュウキチ (石守校長
初井言栄 ハツイコトエ (石守校長の妻)
川上正夫 カワカミマサオ (長男唐平)
山田吾一 ヤマダゴイチ (中川基)
宮崎準 ミヤザキジュン (榎本先生
河野弘 コウノヒロシ (二年の先生
野村孝 ノムラタカシ (運動会先生
村田寿男  (小学校の小使さん)
田中筆子 タナカフデコ (つね)
三崎千恵子 ミサキチエコ (とく)
鏑木はるな カブラギハルナ (とら)
永嶋勝美 ナガシマカツミ (幸夫)
坂下恵一 サカシタケイイチ (亀男)
田添統晶  (芳衛)
西本雄司 ニシモトユウジ (浅井芳一
宮下伊作 ミヤシタイサク (マラソンの一番)
渡辺四郎 ワタナベシロウ (上級生
解説
主婦の友連載井上靖原作を、「二人で歩いた幾春秋」を監督した木下恵介脚色、「雲に向かって起つ」の滝沢英輔監督した文芸もの。撮影コンビ山崎善弘
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
伊豆山々暗緑暮色に沈んでゆく冬の黄昏時には、綿くずのような白い小さな生きものが浮漂し始める子供たちはそれを「しろばんば」と呼んだ。伊上洪作はこの白い生きものを眺めながら、曽祖父の妾だったおぬいと旧い家の土蔵暮していた。明日から春休みという日、洪作はおぬいから母屋叔母のさき子が女学校卒業して帰って来たことを聞いた。近所の人達に囲まれたさき子の姿は、洪作にとりひどくまぶしかった。さき子が遠く遠く離れて洪作には到底手の届きそうにもない女に思われた。新学期になり、さき子が洪作の通う小学校教師になると聞いたとき、彼はかすかなときめき覚えた。洪作はわざと教室暴れ廊下に立たされることが多くなった。そんな時、さき子は洪作の頭をこづいた。が、洪作はさき子のこうした邪険態度にかえって落ちつくのだった夏休みになった。洪作はおぬいに連れられ豊橋父母の家へいった。そこで洪作は、おぬいと父母口論から、自分が“おぬい婆ちゃの実の孫じやない”と知り悩んだ。では、さき子と洪作の担任先生との噂が広がっていた。ある夕暮、洪作はよりそって歩くさき子と中川の姿を見た。さき子は洪作に気づく彼の肩を抱き「洪ちゃんも中川先生好きでしょ」と言った瞬間、洪作の胸に中川対す憎悪湧きあがった。「きらいだ!さき子姉ちゃもきらいだ!」彼は二人を残して駈け出していた。秋が去り、再び冬になった。さき子は中川に連れられ彼の任地へ去った。二人を見送った洪作には、痩身のさき子の囲りに綿くずのような生きものが群がってゆくように思えた。洪作がさき子の死を知ったのは、天城斜面初秋の風の鳴る翌年であった。初秋明るい陽の中に立った洪作の眼に、はなやかな色彩満ちたはずの伊豆の風景が、何か暗い絵具で塗られたように見えのだった





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