あやぱに (小惑星)とは? わかりやすく解説

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あやぱに (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/01 08:24 UTC 版)

あやぱに
372024 Ayapani
仮符号・別名 2008 QA3
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 2008年8月24日
発見者 大濱彩音
発見方法 石垣島天文台での観測による
軌道要素と性質
元期:2014年12月9日 (JD 2,457,000.5)
軌道長半径 (a) 3.008 au
近日点距離 (q) 2.352 au
遠日点距離 (Q) 3.664 au
離心率 (e) 0.2181209
公転周期 (P) 5.22
軌道傾斜角 (i) 14.95013
近日点引数 (ω) 218.38123 度
昇交点黄経 (Ω) 132.68752 度
平均近点角 (M) 53.55828 度
物理的性質
絶対等級 (H) 16.4
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あやぱに(372024 Ayapani)は、小惑星帯にある小惑星である。

発見

2008年8月5日、石垣島天文台の主催する研究体験会「美ら星研究体験隊」に参加した当時沖縄県立開邦高等学校1年生の大濱彩音によって発見され[1]、8月24日に小惑星として認定された[2]

命名

発見から5年後の2013年9月に小惑星番号(372024)が登録され、命名権を獲得。翌年の「南の島の星まつり2014」での企画「星に名前をつけよう」で「あやぱに」が選ばれ、2015年6月に正式に命名された[2]カンムリワシの雛が立派に育って、正月の空に飛び立って行く際の美しい羽のことを指す。沖縄県石垣島発祥の祝いの古謡「鷲ぬ鳥節(ばすぃぬとぅるぃぶすぃ)」で謡われていることで広く知られている[2][3][4]。漢字では「綾羽」と書かれる[2]

脚注

  1. ^ 石垣で高校生が発見した小惑星「あやぱに」が正式名に”. 石垣経済新聞 (2015年6月14日). 2015年6月15日閲覧。
  2. ^ a b c d 高校生が見つけた小惑星に「あやぱに」が命名される”. 石垣島天文台 (2015年6月5日). 2015年6月15日閲覧。
  3. ^ 372024 Ayapani (2008 QA3)”. JPL Small-Body Database Browser. ジェット推進研究所 (2015年6月2日). 2015年6月15日閲覧。
  4. ^ (372024)Ayapani = 2008 QA3”. 小惑星センター. 2015年6月15日閲覧。

外部リンク

前の小惑星:
(372023) 2008 PU20
小惑星
あやぱに (小惑星)
次の小惑星:
(372025) 2008 QX8



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