1926年全仏選手権 (テニス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 10:13 UTC 版)
大会の流れ
- 男子シングルスは「75名」の選手による7回戦制で行われた。11人の選手を絞り落とすため、1回戦は11試合を実施し、他の53名は2回戦から出場した。
- 男子シングルスのシード選手は16名であったが、第5シード・第11シード・第12シードの3人は1回戦から出場した。他のシード選手が初戦敗退した場合は「2回戦=初戦」と表記する。
- 女子シングルスは「32名」の選手による5回戦制で行われ、シード選手は8名であった。1926年に関しては、人数調整は不要で(32名=2の5乗)1回戦不戦勝はない。
シード選手
男子シングルス
- ビンセント・リチャーズ (ベスト4)
- ルネ・ラコステ (準優勝)
- ハワード・キンゼイ (ベスト8)
- アンリ・コシェ (優勝、2年ぶり2度目:国際大会化後の初優勝)
- ジャン・ワッシャー (ベスト8)
- ジャン・ボロトラ (ベスト4)
- シャルル・エシュリマン (4回戦)
- アタール・アリ・ファイジー (2回戦=初戦)
- ベラ・フォン・ケーリング (ベスト8)
- ニコラス・ミシュー (ベスト8)
- ヘンドリク・ティマー (2回戦)
- ヤン・コジェルフ (4回戦)
- ホセ・マリア・テハダ (4回戦)
- レオンス・アスラングール (4回戦)
- ギレルモ・ロブソン (4回戦)
- コリン・グレゴリー (4回戦)
女子シングルス
- スザンヌ・ランラン (優勝、国際大会化前から数えて6度目)
- ヘレン・ウィルス (2回戦)
- メアリー・ブラウン (準優勝)
- エリザベス・ライアン (ベスト8)
- ジョーン・フライ (ベスト4)
- キティ・マッケイン (ベスト8)
- ジュリー・ブラスト (1回戦)
- イボンヌ・ブルジョワ (1回戦)
大会経過
男子シングルス
準々決勝
- ビンセント・リチャーズ vs. ベラ・フォン・ケーリング 6-1, 6-3, 6-3
- アンリ・コシェ vs. ジャン・ワッシャー 6-4, 3-6, 7-5, 6-4
- ジャン・ボロトラ vs. ハワード・キンゼイ 2-6, 6-4, 6-1, 3-6, 7-5
- ルネ・ラコステ vs. ニコラス・ミシュー 14-12, 6-1, 6-1
準決勝
- アンリ・コシェ vs. ビンセント・リチャーズ 6-1, 6-4, 6-4
- ルネ・ラコステ vs. ジャン・ボロトラ 8-6, 3-6, 6-2, 6-4
女子シングルス
準々決勝
- スザンヌ・ランラン vs. シモーヌ・マチュー 6-0, 6-0
- ジョーン・フライ vs. エリザベス・ライアン 7-5, 3-6, 11-9
- メアリー・ブラウン vs. キティ・ゴッドフリー 7-5, 6-0
- コルネリア・ボウマン vs. S・ルカロン 6-2, 7-9, 8-6
準決勝
- スザンヌ・ランラン vs. ジョーン・フライ 6-2 6-1
- メアリー・ブラウン vs. コルネリア・ボウマン 8-6, 6-2
決勝戦の結果
- 男子シングルス: アンリ・コシェ vs. ルネ・ラコステ 6-2, 6-4, 6-3
- 女子シングルス: スザンヌ・ランラン vs. メアリー・ブラウン 6-1, 6-0
- 男子ダブルス: ビンセント・リチャーズ& ハワード・キンゼイ vs. アンリ・コシェ& ジャック・ブルニョン 6-4, 6-1, 4-6, 6-4
- 女子ダブルス: スザンヌ・ランラン& ジュリー・ブラスト vs. キティ・ゴッドフリー& イブリン・コリヤー 6-1, 6-1
- 混合ダブルス: ジャック・ブルニョン& スザンヌ・ランラン vs. ジャン・ボロトラ& スザンヌ・ルベスネレ 6-4, 6-3
- 1 1926年全仏選手権 (テニス)とは
- 2 1926年全仏選手権 (テニス)の概要
- 3 外部リンク
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