パターンマッチング パターンマッチングの概要

パターンマッチング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/03 15:37 UTC 版)

文字列のパターンマッチングには、固定されたパターンの検索ではKMP法BM法など各種の文字列探索アルゴリズムがある。また正規表現を利用する手法も多数提案されている。

いくつかの高水準プログラミング言語には、多分岐の一種で、場合分けと同時に構成要素の取り出しのできる言語機能があり、パターンマッチと呼ばれている。Haskellでの例を示す。

listSumCase lst =
  case lst of
    []       -> 0
    (x : xs) -> x + listSumCase xs

listSumPtn []       = 0
listSumPtn (x : xs) = x + listSumPtn xs

なお、この例の listSumCase は expression style、listSumPtn は declaration style である[1]


  1. ^ https://wiki.haskell.org/Declaration_vs._expression_style
  2. ^ Joel Moses, "Symbolic Integration", MIT Project MAC MAC-TR-47, December 1967


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