uniqid

PHP関数リファレンス

uniqid

(PHP 4, PHP 5)
uniqid — ユニークな ID を生成する

説明

string uniqid ( [string prefix [, bool more_entropy]] )
uniqid() は、マイクロ秒単位の現在時刻に基づき 先頭辞（prefix）を付けたユニークな ID を返します。prefix は PHP 5 以降オプションとなりましたが、有用です。例えば、いくつかのホスト上で同時に ID を生成させる場合、全く同じ ID が生成されるのを防ぐことができます。 PHP 4.3.1 以前では、prefix には 114 文字までの 長さしか指定できませんでした。
オプションの more_entropy パラメータが TRUE の場合、 uniqid() は、より結果をユニークにするために、 combined linear congruential generator を用いた結果を返り値の最後に追加します。
prefix を空とした場合、返される文字列の長さは、 13 文字となります。more_entropy が TRUE の場合は、 23 文字となります。
注意: prefix パラメータは PHP 5 より前では必須です。
ユニークな ID またはトークンが必要な場合、そして、ネットワーク経由で ユーザにそのトークンを渡そうとする場合（例えば、セッションクッキー）、 次の例のようにするのが推奨されます。
<?php
// prefix なし
// PHP 5 以降でのみ動作します
$token = md5(uniqid());

// よりよい方法。推測されにくくなります
$better_token = md5(uniqid(rand(), true));
?>
この例は、極めて予測困難な 32 文字の ID（128 ビット 16 進数） を作成します。