pg_trace
pg_trace — PostgreSQL 接続のトレースを有効にする
説明
bool pg_trace ( string pathname [, string mode [, resource connection]] )pg_trace() は、PostgreSQL フロントエンド/ バックエンド間の通信をデバック用のファイルにトレースすることを有効にします。 このトレース結果を完全に理解するためには、PostgreSQL 通信プロトコルの詳細に 精通している必要があります。
そうでない人にとっても、サーバに送られたクエリのエラーを トレースすることは有用です。試しに grep '^To backend' trace.log を実行し、実際に PostgreSQL サーバに送信される クエリを見てみるとよいでしょう。詳細な情報は » PostgreSQL ドキュメントを 参照ください。
パラメータ
- pathname
- 
       トレースログを書き込むファイルの名前(フルパスを含む)。
       fopen() と同じ。
      
- mode
- 
       オプションのファイルアクセスモード。fopen()
       と同じです。デフォルトは "w" です。
      
- connection
- 
       PostgreSQL データベース接続リソース。connection
       が指定されていない場合はデフォルトの接続が使用されます。
       デフォルトの接続は、直近の pg_connect()
       あるいは pg_pconnect() によって作成されたものです。
      
返り値
成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。例
例 1839. pg_trace() の例
<?php
$pgsql_conn = pg_connect("dbname=mark host=localhost");
if ($pgsql_conn) {
   pg_trace('/tmp/trace.log', 'w', $pgsql_conn);
   pg_query("SELECT 1");
   pg_untrace($pgsql_conn);
   // /tmp/trace.log にバックエンドの通信が記録される
} else {
   print pg_last_error($pgsql_conn);
   exit;
}
?>
参考
| fopen() | 
| pg_untrace() | 
- pg_traceのページへのリンク

 
                             
                    


