ifx_query
ifx_query — Informix クエリを送信する
説明
resource ifx_query ( string query, resource link_identifier [, int cursor_type [, mixed blobidarray]] )指定したリンク ID が指す現在アクティブなデータベースに クエリ query を送信します。
"select 型" のクエリの場合はカーソルを宣言してオープンします。 select 以外のクエリは、直接実行されます。
どちらのタイプのクエリにおいても、(予測または実際の数として) 作用された行の数は ifx_affected_rows() により 取得可能です。
TEXT (または BYTE) カラムの内容が許すならば、 "ifx_textasvarchar(1)" または "ifx_byteasvarchar(1)" を使用する ことも可能です。 これにより、TEXT (または BYTE) カラムは、select クエリの 通常の (しかし長い) VARCHAR カラムと同様に処理され、 BLOB ID で悩むこともなくなります。
ifx_textasvarchar(0) または ifx_byteasvarchar(0) (デフォルト値) の場合、select クエリは、BLOB ID (整数値) に属するものとして BLOB カラムを返します。 BLOB 関数により文字列またはファイルとして BLOB の値を得ることが 可能です (下記を参照ください)。
パラメータ
- query
-
クエリ文字列。
- link_identifier
-
リンク ID。
- cursor_def
-
オプションのパラメータで、そのカーソルを
"スクロール" または "ホールド" カーソルとすることができます。
このオプションはビットマスクであり、
IFX_SCROLL、
IFX_HOLD あるいは
両方とも指定することができます。
- blobidarray
-
もし、クエリにおいて BLOB (BYTE または TEXT) カラムがある場合、
対応する "BLOB ID" を有する blobidarray
パラメータを追加することが可能です。この場合、クエリテキストの
これらのカラムを "?" で置換することが必要です。
返り値
成功した場合に Informix 結果 ID、エラー時に FALSE を返します。例
例 983. "orders" テーブルの全行を HTML テーブルとして表示する
<?php
ifx_textasvarchar(1); // BLOB 用に "text mode" を使用する
$res_id = ifx_query("select * from orders", $conn_id);
if (! $res_id) {
printf("Can't select orders : %s\n<br />%s<br />\n", ifx_error());
ifx_errormsg();
die;
}
ifx_htmltbl_result($res_id, "border=\"1\"");
ifx_free_result($res_id);
?>
例 984. 値を "catalog" テーブルに挿入する
<?php
// バイトおよびテキストカラムに関する BLOB ID を作成する。
$textid = ifx_create_blob(0, 0, "Text column in memory");
$byteid = ifx_create_blob(1, 0, "Byte column in memory");
// blob id を blobid 配列に保存
$blobidarray[] = $textid;
$blobidarray[] = $byteid;
// クエリを実行
$query = "insert into catalog (stock_num, manu_code, " .
"cat_descr,cat_picture) values(1,'HRO',?,?)";
$res_id = ifx_query($query, $conn_id, $blobidarray);
if (! $res_id) {
/* ... エラー ... */
}
// 結果 id を解放
ifx_free_result($res_id);
?>
参考
ifx_connect() |
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