db2_autocommit

PHP関数リファレンス

db2_autocommit

(PECL)
db2_autocommit — データベース接続の AUTOCOMMIT の状態を取得または設定する

説明

mixed db2_autocommit ( resource connection [, bool value] )
指定した接続リソースについての AUTOCOMMIT の状態を設定あるいは取得します。

パラメータ

connection

db2_connect() あるいは db2_pconnect() が返した有効なデータベース接続リソース。

value

以下の定数のいずれか。

DB2_AUTOCOMMIT_OFF

AUTOCOMMIT を無効にします。

DB2_AUTOCOMMIT_ON

AUTOCOMMIT を有効にします。

返り値

db2_autocommit() に connection パラメータのみを渡した場合、 指定した接続の AUTOCOMMIT の状態を整数値で返します。 0 の場合は無効、1 の場合は有効です。
db2_autocommit() に connection および autocommit の両方のパラメータを渡した場合、 指定した接続の AUTOCOMMIT を対応する状態に設定します。 成功した場合に TRUE を、失敗した場合に FALSE を返します。

例

例 837. 接続の AUTOCOMMIT 値の取得
以下の例では、AUTOCOMMIT を無効にした接続について db2_autocommit() 関数で調べます。
<?php
$options = array('autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF);
$conn = db2_connect($database, $user, $password, $options);
$ac = db2_autocommit($conn);
if ($ac == 0) {
   print "$ac -- AUTOCOMMIT は無効です。";
} else {
   print "$ac -- AUTOCOMMIT が有効です。";
}
?> 上の例の出力は以下となります。

0 -- AUTOCOMMIT は無効です。

    

例 838. 接続の AUTOCOMMIT 値の設定
以下の例では、AUTOCOMMIT を無効にして作成した接続の AUTOCOMMIT を変更し、有効にします。
<?php
$options = array('autocommit' => DB2_AUTOCOMMIT_OFF);
$conn = db2_connect($database, $user, $password, $options);

// AUTOCOMMIT を有効にします
$rc = db2_autocommit($conn, DB2_AUTOCOMMIT_ON);
if ($rc) {
   print "AUTOCOMMIT を有効にしました。\n";
}

// AUTOCOMMIT の状態を調べます
$ac = db2_autocommit($conn);
if ($ac == 0) {
   print "$ac -- AUTOCOMMIT は無効です。";
} else {
   print "$ac -- AUTOCOMMIT が有効です。";
}
?> 上の例の出力は以下となります。

AUTOCOMMIT を有効にしました。
1 -- AUTOCOMMIT が有効です。

    

参考

db2_connect()

db2_pconnect()