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USET-80

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/03 04:25 UTC 版)

USET-80
種類 魚雷
原開発国 ソビエト連邦
運用史
配備期間 1980年代–
開発史
開発者 第400研究所
開発期間 1970年代–
諸元
重量 2,000 kg
全長 7.9 m
直径 533 mm

射程 18 km
速度 48ノット
弾頭 200 - 300 kg
信管 衝撃信管、音響近接信管

エンジン 海水活性型の銀亜鉛電池
深度 1,000 m
誘導方式 音響誘導+[航跡波
発射
プラットフォーム
潜水艦、水上艦
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USET-80は、ソビエト連邦で開発された長魚雷である[1]SET-65の後継として開発された対潜対艦両用の電池魚雷であり[2]、1,000 mの潜航深度を持つ[1]

来歴

ソビエト連邦の第400研究所は、静粛性に優れた電池魚雷を基盤としながらも、より高速で射程が長い熱機関魚雷の研究も継続しており、自動誘導装置が実用に耐えうるものと分かると、両者を組み合わせた魚雷を開発するようになった[2]。同研究所はそのノウハウを生かして対潜対艦両用のSET-72型を1972年に完成させた[2]海軍もその性能を認め、MGT-1型およびSET-40型の代替として採用された[2]

SET-72型は1980年代にかけて逐次性能の向上が図られたほか、さらに同研究所はSET-72型の性能全般を向上させ、誘導装置に航跡追尾機能を付加したUSET-80型を1980年に完成させた[2]

設計

潜水艦および水上艦発射型ホーミング魚雷であり、潜航深度1,000 mを持つ[1]。電源は海水活性型の銀亜鉛電池である[1]

2つの独立したホーミングチャンネルを持ち、音響誘導(探信・聴音)と、航跡追尾の両方に対応している[1]。航跡追尾は主として対水上戦に用いられるが、浅い深度にいる潜水艦も検知可能な航跡を生成するため、対潜戦にも使用できる[1]。例えば深度15 mを6ノットで航行する潜水艦は約900 m長の利用可能な航跡を生成し、深度27 mでは215 mの航跡長となる[1]。比較として、水上艦が生成する検知可能な航跡は数千メートルに達する[1]

配備

ソビエト連邦海軍および後継のロシア海軍において潜水艦・水上艦から運用されている[1]

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 Friedman 2006, p. 735.
  2. 1 2 3 4 5 Polutov 2010.

参考文献

関連項目




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