PDO->errorCode()
PDO->errorCode() — データベースハンドラにおける直近の操作に関連する SQLSTATE を取得する
説明
class PDO {string errorCode ( void )
}
返り値
SQLSTATE を返します。これは、ANSI SQL-92 標準で定義された英数 5 文字の ID です。簡潔に言えば、SQLSTATE は 2文字のクラス値の後に 3 文字のサブクラス値が続きます。クラス値 01 はワーニングを表し、 戻り値のコード SQL_SUCCESS_WITH_INFO を伴います。 クラス 'IM' を除く '01' 以外のクラス値はエラーを表します。 クラス 'IM' は PDO 自身の実装 (もしくは ODBC ドライバを使用している場合は ODBC かも知れません) に由来するワーニングやエラーに固有の値です。 あらゆるクラスでのサブクラス値 '000' は SQLSTATE に対するサブクラスがない事を示しています。PDO->errorCode() はデータベースハンドラに 直接行った操作に対するエラーコードのみを取得します。 もし PDO->prepare() や PDO->query() を通して PDOStatement オブジェクトを生成し、 文でエラーが発生した場合、PDOStatement->errorCode() はエラーを反映しません。 特定の文ハンドラに対して実行された操作についてのエラーコードを返すには PDOStatement->errorCode() をコールしなければなりません。
例
例 1652. SQLSTATE コードを取得する
<?php
/* エラーを発生させる -- BONES テーブルは存在しない */
$dbh->exec("INSERT INTO bones(skull) VALUES ('lucy')");
echo "\nPDO::errorCode(): ";
print $dbh->errorCode();
?>
上の例の出力は以下となります。PDO::errorCode(): 42S02
参考
PDO->errorInfo() |
PDOStatement->errorCode() |
PDOStatement->errorInfo() |
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