NHKさいたま放送局とは? わかりやすく解説

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NHKさいたま放送局

(JOLP から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/02 20:31 UTC 版)

NHKさいたま放送局
NHKさいたま放送会館
所在地 〒330-9310(事業所個別番号)
FM
放送対象地域 埼玉県
コールサイン JOLP-FM
親局 さいたま 85.1MHz
主な中継局
ラジオ
秩父FM 83.5MHz
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NHKさいたま放送局

NHKさいたま放送局(エヌエイチケイさいたまほうそうきょく)は、埼玉県さいたま市にある日本放送協会(NHK)の地域放送局。

放送局概要

埼玉県を放送対象地域[1]とする県域放送をFM放送で行っている。AM放送および地上テレビジョン放送は東京都渋谷区・NHK首都圏局からの関東広域圏向け放送でカバー・中継されている。

放送会館

1966年(昭和41年)竣工、地上3階、延べ床面積は約2460平方メートル。老朽化とスペースの狭さが問題となっており、後述の報道別館を隣接地に建設したり、営業部を一時的にさいたま新都心に移動したりして対応している状況である。

移転計画

2010年(平成22年)、さいたま市がNHKに対し、大宮駅東口の再開発事業地へのさいたま放送局移転を要請し[3]、NHKも一時は移転を計画していたが、2015年(平成27年)に撤回している[4]。撤回理由の1つとして、東日本大震災を受けた経営計画の一環で、新しいさいたま放送会館には東京本局のバックアップ機能を整備し、単独建設が望ましいことが挙げられている。

NHKはその後、移転したさいたま市民会館うらわ(2022年まで使用・翌年解体)跡地での放送会館建て替えを2018年(平成30年)3月に市に打診している[5]。

報道別館

首都直下地震による災害などで、東京都渋谷区のNHK放送センターおよび都内の代替放送施設からの送出が不可能になった場合、さいたま放送局に隣接する施設(報道別館)から首都圏向けの災害関連のラジオ放送を行うことができる[6]。2013年(平成25年)9月1日には訓練を兼ね、この施設からの放送が行われた。

組織

経営管理企画センター
  • さいたま放送局経営管理企画センター - 担当区域は埼玉県内全域[7]

沿革

  • 1944年(昭和19年)2月1日 - 社団法人日本放送協会が、浦和市に総務局浦和出張所を開設[8]。放送機能はなく、ラジオの受信相談・修理や聴取料の集金が主業務であった[8]。局舎は、おばなや呉服店を借用していた[9]。
  • 1948年(昭和23年)5月1日 - 浦和出張所を浦和支局と改称。
  • 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され、特殊法人日本放送協会 浦和支局となる。
  • 1951年(昭和26年)
    • 2月 - 2階建ての新局舎が浦和市常盤四丁目に完成[10]。
    • 7月1日 - 浦和支局をNHK浦和放送局と改称。記者1名が配置されるが浦和局からの放送はなく、記事原稿を執筆して東京へ送るのが業務であった[11]。
  • 1959年(昭和34年) - 記者が2名に増員される[12]。
  • 1962年(昭和37年)8月 - 熊谷通信部を設置[13]。
  • 1966年(昭和41年) - 現在の放送局舎が竣工。
  • 1971年(昭和46年)3月26日 - 浦和放送局、FM放送開始(呼出符号JOLP-FM)。
  • 2001年(平成13年)4月1日 - さいたま市誕生に伴い、浦和放送局をNHKさいたま放送局と改称。
  • 2018年(平成30年)1月28日 - FM NACK5とのコラボレーションイベント『ナック(79.5 MHz)に初恋(85.1 MHz)! 埼玉ラジオフェス』を共同開催し、パーソナリティーが相互の放送局に相乗り出演した。
  • 2023年(令和5年)4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部など)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。

取材体制

支局などの所在地はいずれも埼玉県内。

支局

2014年度以前からの支局[14]
  • なし
2015年度に報道室から転換された支局[15]

情報カメラ

かつて設置されていた情報カメラ

主な周波数・チャンネル

FM放送

コールサイン:JOLP-FM

テレビジョン放送

  • すべて東京本局の中継局扱いとなっている。掲載はさいたま局の管理下にある埼玉県内の送信所のうち、1W以上の出力の送信所のみ掲載。
  • 県西部以外の大半の地域は親局・東京スカイツリー(2013年5月31日午前8時59分までは東京タワー)の放送エリアに含まれる[18]。

デジタルテレビ

局名 物理チャンネル 空中線電力 偏波面
総合
(ID:1)
教育
(ID:2)
児玉 13 26 3W 垂直
小川 13 26 1W 水平
秩父 13 26 10W 垂直
小鹿野 19 17 1W 水平

主なさいたま局制作番組

現在放送中の番組

2026年度前半期現在[19]。放送時刻は災害や緊急ニュース、スポーツ中継や重大な記者会見等の中継により短縮・途中打ち切り・休止・変更等される場合がある。

FM(県域)
総合テレビ(関東広域)

放送終了番組・単発番組など

FM(県域)

インターネット配信

  • 「埼玉わがまち放送マップ」[22]→「埼玉の番組を見る・聴く」[23] - NHKオンラインの自局サイトにおいて、県内関係ニュースの動画配信を行った。この取り組みはNHKの中でも先進的なもので、2008年(平成20年)5月13日の『お元気ですか日本列島』でも紹介された。時期は不明だが、遅くとも2022年(令和4年)[24]以前に終了した。

アナウンサー・キャスター

氏名 前任地 担当番組 備考
アナウンサー
内藤雄介 大分 アナウンスグループ統括
ひるどき!さいたま〜ず
広瀬靖浩 ラジオセンター ひるどき!さいたま〜ず
契約キャスター
今村明子 ひるどき!さいたま〜ず
齋藤恵梨

関連人物

  • 永井多恵子(ながい・たえこ)(元NHK副会長。1990年 - 1993年、当時の浦和放送局でNHKの女性正職員として史上初の放送局長を務めた)
  • 荒木美和(あらき・みわ)(ラジオセンターディレクター、元正職員アナウンサー〈初任地は新潟〉、その前はリポーター)

マスコット

  • サイちゃん・タマちゃん[25]

脚注

注釈

出典

  1. ↑ “基幹放送用周波数使用計画 昭和63年10月1日 郵政省告示第661号”. 総務省 電波利用ポータル. 2026年5月27日閲覧。
  2. ↑ “アクセスマップ|NHKさいたま放送局”. NHKさいたま放送局. 2026年5月27日閲覧。
  3. ↑ “さいたま市、NHKに大宮東口への放送局移転を要請 - 日本経済新聞”. 日本経済新聞社 (2010年4月28日). 2026年5月27日閲覧。
  4. ↑ “埼玉)大宮駅東口再開発地区への移転 NHKが撤回”. 朝日新聞 (2015年2月13日). 2015年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月5日閲覧。
  5. ↑ 市民会館うらわ、50年の歴史に幕 浦和駅近くの複合施設へ機能移転 跡地はNHKさいたまの移転候補 埼玉新聞、2019年(令和元年)11月29日。
  6. ↑ NHK年鑑'22 第4章地域放送局(p.301) NHK
  7. ↑ “NHK受信料の窓口-受信料体系の変更について NHKの窓口”. NHK. 2026年5月27日閲覧。
  8. 1 2 NHKさいたま放送局 2004, pp. 15–16.
  9. ↑ NHKさいたま放送局 2004, p. 16.
  10. ↑ NHKさいたま放送局 2004, p. 14, 17.
  11. ↑ NHKさいたま放送局 2004, p. 17, 20.
  12. ↑ NHKさいたま放送局 2004, p. 20.
  13. ↑ NHKさいたま放送局 2004, p. 14.
  14. ↑ NHK放送文化研究所: “NHK年鑑’15 第4部 資料編 経営「NHK局所所在地(2015年 3 月31日現在)」”. NHK出版. 2026年5月27日閲覧。
  15. ↑ NHK放送文化研究所: “NHK年鑑’21 第2部 NHKの概況 第1章 放送 「放送番組の制作」”. NHK出版 (2021年). 2026年5月27日閲覧。
  16. ↑ “熊谷記者クラブに所属している報道機関を教えてください。”. 熊谷市. 2025年2月6日閲覧。
  17. ↑ 日本放送協会. “行田タワー誕生へ 「翔んで埼玉」で登場 通天閣も応援 大阪と埼玉のタワー交流 | NHK”. NHKさいたま. 2025年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月6日閲覧。(「さいたま放送局 熊谷支局 記者」による記事)
  18. ↑ “A-PAB 放送エリアのめやす”. 一般社団法人 放送サービス高度化推進協会. 2026年5月27日閲覧。
  19. ↑ “2026年度前半期 定時番組の部門種別(各地域)”. 日本放送協会. 2026年5月27日閲覧。
  20. ↑ “2025年度前半期 定時番組の部門種別(各地域)”. NHK. 2026年5月27日閲覧。
  21. ↑ “聴き逃し番組を探す”. NHK. 2026年5月27日閲覧。
  22. ↑ 埼玉わがまち放送マップ|NHK さいたま放送局 - ウェイバックマシン(2008年9月15日アーカイブ分)
  23. ↑ NHK さいたま放送局 - ウェイバックマシン(2015年12月7日アーカイブ分)
  24. ↑ エラー - NHK - ウェイバックマシン(2022年12月22日アーカイブ分)
  25. ↑ “NHK放送局 ご当地キャラ図鑑|NHKオンライン”. 2026年5月27日閲覧。

参考文献

外部リンク




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