バトルフィールド6
(BF6 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/14 22:40 UTC 版)
| |
|
| ジャンル | ファーストパーソン・シューティングゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | |
| 開発元 | Battlefield Studios
|
| 発売元 | Electronic Arts |
| シリーズ | バトルフィールド |
| 人数 | |
| 発売日 | 2025年10月10日・11日 |
| ゲームエンジン | Frostbite |
| 動作環境 | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
||||||||||||||||||||||||
『バトルフィールド6』(Battlefield 6)は、2025年発売のファーストパーソン・シューティングゲーム。
主要な欧州諸国が軍事同盟NATOを離脱した現代を舞台に、米国とその同盟国からなるNATOと元NATO加盟国が資金提供する民間軍事会社パックス・アルマータによる戦争を体験する[4][5]。キャンペーンでは米海兵隊の精鋭分隊ダガー1-3を描く[6]。
米国のElectronic Artsのもと4億米ドル以上の予算が投じられ[7]、スウェーデンのEA Digital Illusions CE、米国のRipple Effect Studios、英国のCriterion GamesおよびカナダのMotive Studioからなる新たなブランド「Battlefield Studios」によって開発された[2]。
キャンペーン
|
この節の加筆が望まれています。
|
9つのミッションからなる本作のキャンペーンでは[8]、米海兵隊の精鋭分隊ダガー1-3を描く。プレイヤーは各分隊員を操作し、2027年から2028年にかけて民間軍事会社パックス・アルマータによる侵攻に対抗していく[6]。
「常に忠実」(Always Faithful)
2027年9月17日、軍事同盟NATOから離脱し民間軍事会社パックス・アルマータと契約を結んだジョージアでは、駐留する米軍は退き、サイバー防衛が強化された「ムクロヴァニ基地」がパックスに提供される予定だった。撤退する米軍のディラン・マーフィーが率いる海兵隊レイダースの分隊は、基地のサーバーの退避を命令される。しかし米軍のサーバーを狙うパックスは、残り数時間で自らのものになるはずの米軍のムクロヴァニ基地を奇襲する。生き残ったマーフィーはサーバーを回収することはできないと判断し、分隊はサーバーが置かれている基地の「サイト2」へと向かう。分隊はCIAに拡張を求められ建設中であったサイト2を破壊し、情報漏洩を防ぐことに成功する。だが、分隊を回収したヘリコプターは攻撃され墜落、マーフィー以外の分隊員は射殺されてしまう。
1年後の2028年9月23日、世界情勢は急変していた。ムクロヴァニ基地への奇襲から数日後、反撃を準備していたNATOの本部で事務総長がパックス・アルマータによって暗殺された。これを機に分裂が深まり、イタリア、フランス、スペインを含む元NATO加盟国はパックスを支援する連合を結成した。米国バージニア州のCIAオペレーター・ミルズの自宅に、マーフィーが新たに所属する分隊ダガー1-3が武装し訪れる。マーフィーはパックスがミルズを殺しに来ると伝え、助けと引き換えに事の真相を尋ねる。分隊ダガー1-3の1年間が明かされていく。
「ザ・ロック」(The Rock)
2028年3月20日、パックス・アルマータに侵攻され占領されたイベリア半島の英国ジブラルタルでは、NATOが奪還を目指し、米海兵隊はミルズによる指揮を受けていた。ダガー1-3のゲッコーことシモーネ・エスピナと隊長カーターは、他の海兵と共に自由降下しレーダーステーションを破壊する。ゲッコーとカーターは地下の博物館を通り抜け、順々に砲台を制圧していった。
「グラディウス作戦」(Operation Gladius)
一方ダガー1-3のマーフィーとクリフ・ロペスは、ジブラルタル沖のUSSマキンから上陸し、 ビーチを制圧する。合流したダガー1-3は、パックス・アルマータの司令室があるジブラルタル役所を目指し、装甲車両を護衛する。役所の前で増援を待つダガー1-3は、パックスに捕えられた味方マクインタイアが司令官アレクサンダー・キンケイドに射殺されるのを目撃する。ダガー1-3は役所を奪還するが、すでにキンケイドは司令室から逃走していた。
時は2028年9月23日に戻る。バージニア州マクリーンの自宅でダガー1-3に尋問されるミルズに、キンケイドの部隊が探知を免れたのを不審に考えたダガー1-3は米国のパックス・アルマータへの関与を聴く。マーフィーがダガー1-3への信頼を問うと、ミルズはそれゆえにダガー1-3を大統領がパックス・アルマータと取引きしたエジプトのカイロへ派遣したと語る。
「夜間襲撃」(Night Raid)
「ノー・スリープ」(No Sleep)
「山を動かす」(Moving Mountains)
「ナイルガード」(Nile Guard)
「エンバーストライク作戦」(Operation Ember Strike)
「常に前進」(Always Forward)
登場勢力・人物
- 北大西洋条約機構(the North Atlantic Treaty Organization)/NATO
-
→詳細は「北大西洋条約機構」を参照2027年に主要な欧州諸国が離脱し、米国とその同盟国が残留する軍事同盟[4][5]
- アメリカ合衆国
-
- フェルナンデス(Fernandez)
- 大統領
- アメリカ軍
- 海兵隊特殊作戦コマンド
-
→詳細は「アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド」を参照
- ダガー1-3(Dagger 1-3)
-
米海兵隊の精鋭分隊[6]
- ヘイデン・カーター(Hayden Carter)/ハズ(Haz)
-
モーションキャプチャー・声優:デイモン・ダユブ
日本語吹き替え:佐久間元輝
分隊の隊長 - ディラン・マーフィー(Dylan Murphy)
-
モーションキャプチャー・声優:ジェイ・ウォーカー
日本語吹き替え:江頭宏哉 - シモーネ・エスピナ(Simone Espina)/ゲッコー(Gecko)
-
モーションキャプチャー・声優:アシュリー・レイエス
日本語吹き替え:三日尻望 - クリフ・ロペス(Cliff Lopez)
-
モーションキャプチャー・声優:ジャック・ムリーリョ
日本語吹き替え:最上嗣生
- テンペスト1-2(Tempest 1-2)
-
- トラヴィス・アームストロング(Travis Armstrong)
- マシュー・ブレイク(Matthew Blake)
- エリオ・マルティネス(Elio Martinez)
- その他
-
- エーカー(Acre)
- 通信部隊のリーダー
- 中央情報局(CIA)
-
→詳細は「中央情報局」を参照
- メリッサ・ミルズ(Melissa Mills)
-
モーションキャプチャー・声優:エリカ・ラトレル
日本語吹き替え:きそひろこ[9]
中央情報局のオペレーター - ルーカス・ヘムロック(Lucas Hemlock)
-
モーションキャプチャー・声優:ニコライ・ニコラエフ
日本語吹き替え:田久保修平
中央情報局の工作員
- アメリカ合衆国シークレットサービス
-
- ジョン・ロゼッティ(John Rossetti)
- フェルナンデス大統領を警護する対襲撃チームのリーダー
- コヨーテ分隊(Coyote Squad)
- マルチプレイヤーでの勢力の一つ。米陸軍の戦闘部隊[10]
- 323部隊(The 323)
- マルチプレイヤーでの勢力の一つ。退役軍人による民兵達。シーズン1にて追加[11]
- イギリス
- エジプト
- パックス・アルマータ(Pax Armata)
- NATOから離脱したイタリア、フランス、スペインを含む元NATO加盟国が資金提供している民間軍事会社であり、政府の規制を一切受けない[4][5]。モットー「我らの保護、皆の平和。」(Our protection, your peace.)を掲げる[14][15]。
開発
2021年リリースの前作『バトルフィールド2042』に続き、米国のElectronic Arts(EA)のもと、スウェーデンのEA Digital Illusions CE(DICE)とDICEから分離した米国のRipple Effect Studiosは本作の開発に取り組んだ[21][22]。2023年に英国のCriterion Gamesが開発に加わり[23][24]、2024年にカナダのMotive Studioも開発に加わった[25][26]。2024年には4社で「Battlefield Studios」となることが発表された[2]。
2022年に本作のキャンペーンを開発するために米国シアトルに新たなスタジオRidgeline Gamesを設立し、当初はRidgeline Gamesがキャンペーンの開発の指揮を執っていた[27][28][29]。しかし2024年にキャンペーンの開発の指揮をCriterion Gamesに移し、一部の従業員をRipple Effect Studiosに移籍しRidgeline Gamesを閉鎖すると発表された[2][30]。Ars Technicaによる従業員の証言に基づく記事によれば、Ridgeline Gamesが2年間かけて開発してきたものに引き継げるものは実質的に残っていなかったため、キャンペーンの開発は基本的にゼロからやり直さなければならなかった[7]。
2021年に本作と同時進行で米国のIndustrial ToysがDICEと協力しモバイル向けゲーム『Battlefield Mobile』を開発していると明かされていたが[31][32][33]、2023年には『Battlefield Mobile』の開発を停止しIndustrial Toysを閉鎖、DICEは本作の開発に専念すると発表された[34][35]
本作には4億米ドル以上が投じられている[7]。
宣伝・リリース
2024年、本作は現代戦を舞台にすることが明かされ、コンセプトアートが公開された[36]。2025年7月23日には本作のタイトル『バトルフィールド6』(Battlefield 6)が明かされた[37]。
2025年7月24日、パックス・アルマータによるNATO加盟国への攻撃を報じるティーザー動画が公開され、日本ではXの公式アカウントにて日本語翻訳の動画が公開された[14][15][38]。同日に最初のトレーラーが公開された[4][39]。
2025年9月に日本の幕張メッセで開催されたコンピュータエンターテインメント協会の「東京ゲームショウ2025」では、キャンペーンとマルチプレイヤーそれぞれを試遊できる単独ブースが出展された[1][40][41]。
脚注
- 1 2 “東京ゲームショウ2025 - 出展社・展示紹介/Electronic Arts”. tgs.cesa.or.jp. 2025年10月9日閲覧。
- 1 2 3 4 Arts, Electronic (2024年2月28日). “Delivering on our ambitious growth strategy” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ “Battlefield™ 6動作環境PC - Electronic Arts”. Electronic Arts. 2025年11月26日閲覧。
- 1 2 3 4 Arts, Electronic (2025年7月24日). “Battlefield 6 first trailer reveals the thrilling future of the iconic series” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- 1 2 3 Arts, Electronic (2025年8月4日). “BATTLEFIELD 101: IT'S TIME FOR ALL-OUT WARFARE” (英語). www.ea.com. 2025年10月10日閲覧。
- 1 2 3 Arts, Electronic (2025年9月24日). “Your first look at Battlefield 6’s Single Player Campaign” (英語). www.ea.com. 2025年10月10日閲覧。
- 1 2 3 Axon, Samuel (2025年7月2日). “What’s wrong with AAA games? The development of the next Battlefield has answers.” (英語). Ars Technica. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ @Battlefield (September 24, 2025). “Join an elite squad fighting to save a world on the edge of collapse”. X(旧Twitter)より2025年10月11日閲覧.
- ↑ スタッフロールではミスなのかキンケイド役になってしまっている
- ↑ イグナシオ・ガデア・テレス(Ignacio Gadea Tellez)、アヤ・キムラ(Aya Kimura)、ミア・マードック(Mia Murdock)、アイザック・O・ホーキンソン(Isaac.O.Hawkinson)が所属
- ↑ チェン・リン(Chen Lin)、エイミー・ジョンソン(Aymee Johnson)、トム・キャンベル(Tom Campbell) 、デール・ウェザーズ(Dale Weathers)が所属
- ↑ ララ・エヴァンス・グリーン(Lara Evans Greene) 、ダレル・バーンズ(Darrell Barnes)、ファリア・カーン(Faria Khan)、スティーブン・ウィンターズ(Steven Winters)が所属
- ↑ アリフ・ラミー・サイード(Arif Ramy Sayed) 、ナキーブ・ユセフ・アシュラフ(Naqib Yousef Ashraf)、ジュンディ・サラ・エゼ(Jundi Sarah Eze)、ラキブ・ノーラ・マスード(Raquib Nora Masoud)が所属
- ↑ スタッフロールではミスなのかミルズ役になってしまっている))
- ↑ ルベン・アリアス・キンテロ(Rubén Arias Quintero)、ニコール・デュモン(Nicole Dumont)、ピエール・ミランドゥ・ロエンバ(Pierre Milandou Loemba)、ベアトリス・レイエス(Beatriz Reyes)が所属
- ↑ ダニカ・ロヴリッチ(Danica Lovic)、カルロ・コラール(Karlo Kolar)、ラモナ・ストイカ(Ramona Stoica)、ヘイスティングス・ガマ(Hastings Gama)が所属
- ↑ ギデオン・エコウ・オフォリ(Gideon Ekow Ofori)、ライラ・フィライ(Lilai Filai)、アントネラ・ジュス(Antonella Jusu)、イドリス・オムラン(Idris Omran)が所属
- ↑ コウ・サイトウ(Ko Saito)、ニールズ・ホルム(Niels Holm)、クレイグ・ブロディ(Craig Brodie)、レイチェル・マッケンジー(Rachel Mackenzie)が所属
- ↑ Arts, Electronic (2021年7月7日). “Announcing Ripple Effect Studios” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Bailey, Kat (2021年7月7日). “Exclusive: EA's DICE LA is Changing Its Name to Ripple Effect Studios And Developing An Unannounced Game” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2023年9月20日). “Criterion Games joins EA Entertainment” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Yin-Poole, Wesley (2025年2月3日). “EA Puts Criterion’s Need for Speed Team on Battlefield, Confirms No More Content Coming to NFS Unbound” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2024年4月9日). “Motive joins Battlefield | Update from Patrick Klaus, GM” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Bailey, Kat (2024年4月9日). “Battlefield 2042 Season 7 Will be Its Last as Connected Battlefield Universe Enters Full Production” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ “Ridgeline Games Revealed as the Newest Studio Dedicated to the Battlefield Franchise” (英語). news.ea.com. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2022年9月8日). “All-In On Battlefield - Ridgeline Developing Next Campaign” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Plant, Logan (2023年2月23日). “EA DICE Expanding to Assist With Single-Player Battlefield Game” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Bailey, Kat (2024年2月28日). “EA Shuttering Marcus Lehto's Ridgeline Games With Some Moving to Ripple Effect to Continue Work on Battlefield” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2021年4月22日). “The Battlefield is Expanding” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2018年9月28日). “Games – Industrial Toys – Official EA Site” (英語). Electronic Arts Inc.. オリジナルの2022年12月31日時点におけるアーカイブ。 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Kim, Matt (2021年4月22日). “EA Announces Standalone Battlefield Mobile Game” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic (2023年1月31日). “Electronic Arts Updates Apex Legends Mobile and Battlefield Mobile Strategies” (英語). Electronic Arts Inc.. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Yang, George (2023年1月31日). “Apex Legends Mobile and Battlefield Mobile Are Shutting Down” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Bailey, Kat (2024年9月16日). “Exclusive: Vince Zampella Confirms Next Battlefield Will Use Modern Setting, First Concept Art Revealed” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Valentine, Rebekah (2025年7月22日). “Battlefield 6 to Be Officially Revealed This Week” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Phillips, Tom (2025年7月23日). “Battlefield 6 Campaign Teaser Shows NATO Under Attack, and Includes the Return of the Series' Classic Theme” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Phillips, Tom (2025年7月24日). “Battlefield 6's Big Reveal Teases Campaign, but Doesn't Show Multiplayer or Confirm Release Date” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ Arts, Electronic. “「Battlefield 6」東京ゲームショウ2025” (jp). Battlefield 6 TGS. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ “『バトルフィールド6』東京ゲームショウ2025へ10年ぶりの出展。単独ブースで展開 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2025年10月9日閲覧。
- ↑ @Battlefield (October 3, 2025). “It's almost time”. X(旧Twitter)より2025年10月10日閲覧.
- ↑ Blake, Vikki (2025年10月6日). “Battlefield 6 Global Release Times Confirmed” (英語). IGN. 2025年10月9日閲覧。
外部リンク
- バトルフィールド6のページへのリンク