武貴人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 17:10 UTC 版)
武貴人(ぶきじん、? - 乾隆45年(1780年))は、清の乾隆帝の妃嬪。姓や出自は不明。
生涯
生年不詳、誕生日は10月18日。
乾隆29年(1764年)3月22日、愉妃海氏のもとに仕えていた学規矩女子(妃嬪のもとで礼儀作法を学ぶ若い女性)が「那常在」となり、同じく穎妃巴林氏のもとに仕えていた学規矩女子が「武常在」に冊封された。
乾隆44年(1779年)の大晦日の宮廷宴にも「武常在」の名があり、その後武貴人に昇格した。
死去と埋葬
乾隆45年(1780年)、武貴人が死去し、遺体は静安荘に一時安置された。
乾隆46年(1781年)12月2日、武貴人の遺品が整理・提出された。
乾隆49年(1784年)9月8日、裕陵妃園寝(乾隆帝の陵墓内の妃嬪の墓域)に埋葬された。
伝記資料
- 『清史稿』
- 武貴人のページへのリンク